離婚後も父母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」の導入を柱とする民法などの改正案は,5月16日,参院法務委員会で自民,公明,立憲民主,日本維新の会,国民民主各党などの賛成多数で可決されました。今日,5月17日の参院本会議で可決・成立する見通しです。

 

 

 

 

 

 

 

読売新聞令和6年5月17日付掲載の記事/「共同親権」導入の民法改正案、きょう成立へ…子どもの利益確保狙い

 

 

 

 

 

 

 

(読売新聞の記事の一部を引用させていただきます)

 

 

 

 

 

 

「離婚後も父母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」の導入を柱とする民法などの改正案は5月16日,参院法務委員会で自民,公明,立憲民主,日本維新の会,国民民主各党などの賛成多数で可決された。5月17日の参院本会議で可決・成立する見通しだ。

 

 

 

 

 

 

離婚後の親権に関する家族法の改正は約77年ぶりとなる。

 

 

 

 

 

 

改正案は,離婚後の親権者を父母の一方に限る「単独親権」のみを規定する現行法を見直し,父母が協議で合意すれば共同親権を選択できるようにする。父母双方が子育てに責任を持つことで子どもの利益を確保する狙いがある。」

 

 

 

 

 

 

1898年の明治民法施行以来の歴史であった「離婚後単独親権制度」が,いよいよ日本でも「離婚後共同親権制度」へと変わる瞬間がいよいよ今日のこととなりました。歴史的な瞬間をこの目で見たいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

全国で多くの方々が待ち望んでいた法改正です。「チルドレン・ファースト」の法改正が今日無事に実現することを,心から希望しています。いよいよカウントダウンです。新しい法制度の創造は,いよいよ今日実現される予定です。