私が所属しております岡山弁護士会では,毎年秋に「県民法律講座」を開催しております。市民の方々に岡山弁護士会館までいらしていただき,弁護士がさまざまな法律分野について,お話をさせていただく,というものです。



今年もその「県民法律講座」が,10月19日(土)から11月16日(土)にかけて,土曜日の午後1時30分から約2時間で行われることになりました。



そして,私が初日の10月19日(土)の回に,憲法についてお話をさせていただくことになりました。講座のタイトルは「活字としての憲法,生きている憲法」です。



当日は,2時間という短い時間ではありますが,いつもこのブログでお話している「紙に書かれた活字である法に影響を与え,解釈という意味を与えていく存在は何か」「正解はない法律の世界において,人の心を捉えるものは何か」などのテーマについて,色々な題材を用いて,お話をさせていただこうと思っています。



現在,憲法改正論議がさかんに行われていますので,その問題についてのお話や,先日最高裁判所で出されました,婚外子(非嫡出子)の相続分区別違憲判断などについてのお話もさせていただく予定です。



さらに申しますと,私が以前担当しました,無戸籍児を生んでいる300日規定の問題の訴訟や,現在最高裁判所に係属されている女性の再婚禁止期間訴訟などについても,お話させていただければと思っています。



秋の土曜日の午後になりますが,お時間のある方,憲法についてご関心をお持ちの方は,ぜひお寄りいただければと思います。



この県民法律講座の内容につきましては,作花法律事務所HPのTOPICS欄に,御紹介の書面を掲載しておりますので,詳しくはそちらをご覧下さい。よろしくお願いいたします。



作花法律事務所HP