これはむかし、ルドルフ・シュタイナーの本を読んでいた時に理解したことで、記事でも書いたことがあるんですが、
大川隆法先生から教わった、人は寝ている時に魂が抜け出ている、という霊的真相と合わせて考えると、
寝る子は育つ、ってむかしから言われてますよねー。
これは、寝ているあいだには、魂が肉体から離れているので、生命エネルギーが肉体の成長に専念できるから、ということだと、わたしは思うんですよねー。
病気のときにも、きちんと食事をして、薬を飲んだりしたあとでは、
基本、やはりよく寝た方が回復は早い。
これは、寝ているあいだには、やはり魂が離れているから、生命エネルギーが肉体の不調を回復することに、それだけ専念できるから、だと思うわけです。
起きている時には人は、魂が主体となって、あれこれと活動をします。
動いていなくても、思考エネルギーを使ってあれこれ考えたり、そういう活動があるので、生命エネルギーも肉体の再生に専念できない。
徹夜仕事なんかをすると、よくわかるけれども、
明け方になったら、もう眠くて眠くて、高度な思考なんて出来っこないですね。
そんなことより、とにかくもう寝かせてくれと。
これは、身体が無理しすぎて疲弊しすぎているからで、
肉体が活動力が落ちてしまっているので、頭脳を使った思考とかができにくくなっている。
だから眠って、身体を回復すれば、また頭もすっきりして、きちんとした思考が出来る。
宿っている魂は同じでも、肉体が疲弊しすぎたら何も出来ない。考える力も失ってしまう。
睡眠とは、魂が霊エネルギーの補充のために、あの世へ行って充電している、というだけでなしに、
肉体の方も、魂が離れることによって、肉体の再生に専念できる、そういう両面の働きがあるのではないかと思います。
だって、眠らない状態で、横になっているだけでは身体は回復しないでしょう。
意識が落ちて、ちゃんとした睡眠にならないと、疲れは取れないし、肉体は回復しない。
これは、子供のころに、よく寝る子はよく育つ、身長もすくすく伸びて行ったり、ということとも一致していると思います。
あまり子供の頃から、塾通いや習い事などで無理をさせすぎると、そうして睡眠時間も十分に取らなかったりすると、身体の成長の方に支障が出るのだと思います。
子供の頃は、そこまで無理をさせず、身体の成長の方にも時間を与えてあげた方がよい。
だから早くに寝て、たっぷりと睡眠時間を取った方がいいと思いますね。
病気のときも、起きたままでは、回復は遅いでしょう。
やはり、しっかりと意識を落とした睡眠時間が要りますよね。
そのあいだにこそ、集中して肉体再生のエネルギーが活性化されて、だから寝ているあいだに熱が下がったり、具合が少しづつ良くなって行ったりと、そういう回復が進むのだと思います。
寝ないで頑張って起きていたら、そのあいだに回復が進むかといったら、これはあまり進まないこと、経験上からもわかるのではあるまいか。
やはり、きちんと寝ることが大事なのでしょう。
人間は本来、魂なのだから、魂の思考力は変わらないはず、といっても、
肉体に宿っているあいだは、頭脳とつながって働いているので、やはり肉体が疲弊しすぎたら、思考力も落ちますよね。難しいことを考える力などは無くなってゆく。
肉体を離れて自由自在になれば、魂だけの存在としての思考に戻るのだろうけれども、
肉体に宿っているあいだは、色心不二、やはり睡眠の意義、大切さ、というのは、よくよく考えて生活しないといけないのだと思いますね。