ある程度、歳を取ると、
新たなことにチャレンジするには、もう遅いなー、と思うのが普通。わたしも同じく、そう思う。
今世への後悔があったら、来世はこうしよう、来世こそはこうしよう! なんて思ったりして、
でも、こういう考え方は実は、スピリチュアリズムへの理解が半可通なのでは、とも考えたりする。
来世あらたにやりなおしたい、というのなら、今世、今すぐに手をつけたらいいじゃん、手をつけるべきじゃあなかろうか。
投資を始めるのに、来世を待つまでもなく、今世、今日からでも始めた方がいいんじゃね? ということで。
歳を取ってから新たなことにチャレンジした人物といえば、伊能忠敬がスゴイなぁ、と思いますよね。
テレビなどでも、よく紹介されていたりするけれども。
日本地図を初めて作った人物として、名を残しているけれども、
なんと最初の測量を行ったのは、55歳になってから、というのだから、恐るべしです。
ふつうだったら、この歳から今さら何かを始めたって、大したことが出来るはずもなし、と言ってあきらめるのが殆どの人だと思いますしね。
ところが伊能忠敬は違った。チャレンジした。
測量を始めようという、その思い、情熱の強さこそが、のちの偉業達成へつながる第一歩だったのだろうし、その情熱も初めだけではなく、ずっと情熱を持ち続けていたに違いなく。
そう考えてみると、人間なにごとも、やはり大事なのは「情熱の力」なのだと思います。
何かを成し遂げん!という情熱、強い思いを持つこと。
それには、いま現在の自分の年齢は関係ないのではあるまいか。
肉体年齢にとらわれて、自分も歳を取ってしまったなぁ、と思うことがあったとしても、
魂においては、若いも老いも無いわけであって、永遠の時間を生きている生き通しの生命であってみれば、
ことを始めるのに、子供時代や若い頃からでなければ無意味、なんてことがあるわけがない。
今日からでも、チャレンジすべき課題を持てたなら、その人は幸せな人ではないだろうか。
生まれ変わって、来世になってから新生するのではなく、
今世の後半生に、すでに新生のための種まきをしよう!
地道に、みずからの新境地を開拓すべく、新たな才能を身に着けるべく、自己鍛錬をする。
人生100年時代ともいう。
100歳になった時に、何事かが達成できたよ!と宣言できるような自分になるために、
いま、今日の日からチャレンジできることはないだろうか。自分なりの課題を見つけて、それにチャレンジすること、そのための情熱を持つこと。
それだけの情熱を持てるためには、何が必要だろうか。
まだまだ自分には可能性があると思える自己信頼の心と、
本当に世の中のためになることを、真剣に心の中に問うて、世のため人のために自分をささげんとする心、決意、覚悟を持つこと。
がんばりましょう!!(笑)