情報の持ち運び方と使い方 | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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メーカーの運営する サイン・ディスプレイ/店舗用品のオンラインショップ SP館。
お店づくり、オフィス環境づくりなどの
「空間づくり」に役立つあたらしい情報や日々のちょっとした発見を情報として発信していきます。

私たちが「情報」というものと関わる上で、
スマホの持つ役割がかなり大きくなってきました。

一昔前には、分厚い手帳のアドレス帳に電話番号やら住所を書いたり、
旅行や施設についてのパンフレットを何冊も持ち帰っては見比べたり、
初めての場所では、ガイドマップを探してそれを片手に右往左往したり。

ほんの十数年前まではそんな時代だったわけですが、
今は片手にその情報がすべておさまってます。

無論まだまだ紙媒体などのアナログな部分に安心感があるところも否めませんが、
やはりどんどんデジタルへシフトしていくことは、日々暮らしていて感じることです。


そして、そのような情報端末の使い方も、日進月歩でどんどん新しい技術が生まれています。

私たちがたずさわる空間演出の世界に関わるものとしては、
リアルな空間でそういった端末への情報の受け渡しをどうするかということ。
家のベッドの中でネットサーフィンする感覚でなく、
その場その場の必然性を持って、情報を受けとる動機が必要になります。


ある特定の情報を端末に送るだけなら、BluetoothやWi-Fiなどをの無線通信を使って出来る技術は現在もうすでに存在します。
ちょっと前からあるオサイフケータイをいろんな無線通信を使って行なえるようなイメージです。距離は数十メートル離れてても大丈夫な技術もあります。
端末側で無線通信の設定やらアプリの取得などのハードルがありますが、
利用者として、わざわざ調べにいかなくても、必要としてる情報を取得できることになります。

ただし情報の発信側として、その情報のクオリティを高めて、お客様のノイズにならないものを発信しなくては、逆に不快感を与えてしまいかねません。
新聞オリコミのようにある特定のマスに情報発信する場合と違い、個人のスマホという端末にダイレクトで情報を発信することは、プライバシーのレベルではやはり警戒感を持たれかねない現状でもあったりします。


当社でも、このような無線通信や、光や超音波に情報を載せて発信する技術の協力先様と色々な試みを企画してる最中ですが、本日より名古屋栄ショールームにて、「ビーコン」と呼ばれる通信技術を使ってちょっと面白い企画をご用意しました。


名古屋ショールーム イベントページ

アンドロイド端末やiOS端末を持ってきていただくと、ビーコンの技術を使ったいろんなイベントを体感していただくことが可能です。

中でも目玉の企画としては、端末のカメラ機能を利用してアプリ内のカメラを立ち上げて行なう「擬似撮影」。
実際のリアルな風景の中で、カメラ起動時に出てくるキャラクターと一緒に写真が取れます。
今回はロンドンのアビーロードのあの横断歩道っぽいところで、超有名なあの人たちの5人目になって撮影ができます。

年内12月25日のショールーム営業最終日までやってますので、
アンドロイドスマホやiPhone、タブレットをお持ちの上
ぜひ遊びに来てください!


参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。