旅行代理店の今昔 | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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「空間づくり」に役立つあたらしい情報や日々のちょっとした発見を情報として発信していきます。

WEBの影響でここ10年で、その存在意義が変わってきた代表格として、
旅行代理店があります。

もちろん今でも元気なところもありますが、WEBに業務のシフトが移ってしまったことは確実なことであります。

そうなってくると、他のサービス業と同じように「逆張りの発想」として
店舗を捉えて、活用してくことが大事になってきます。


世の中の流れとしては「高齢化」が進んでいます。
事実、トレンド傾向を見ていると、高齢の特に女性の方の消費傾向の上位には「旅行」が入ってきています。
そして、そのような「高齢」「女性」というキーワードと「WEB」や「オンライン」ってキーワードは必ずしも混ざりあいやすいわけではありません。
そこに店舗という空間のこれからの存在意義があるように思います。

もともと、旅行代理店は「相談」に行くことが目的として多かった場所です。
インターネットがない頃は、旅行のプランニングのための情報源の多くを占めていたと思います。
その原点をもう少しシンプルに伝えていくことがこれからは必要であり、
事実都心部を中心に「富裕層のためのサロン風旅行代理店」なんかも増えてきてます。

と言っても、バリバリWEBを使いこなしてる層が高齢化するのも時間の問題。
その頃にはまた現状と違った「機会」と「脅威」が現れて、業界を覆い、
さらに違った差別化が必要になってくるはずです。



参考になりましたら幸いです。

いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。