「空間づくり」という点に力点をおきながら考えます。
ちょっと異質な話になりますが,
刑務所の生活はまさにこの日常をデザインすることだそうです。
刑務所の中では当たり前ですが自由にものを手に入れたりすることが出来るわけではなく(今の刑務所はある程度自由が利くようです。)、にもかかわらず超プライベートな空間であったりします。
そこで、ちょっと器用な囚人は支給品のダンボールの箱を改造して、棚を作り、壁にくっつけたりしたそう。それに家族の写真なんかを入れたりして、「日常」をデザインして作ってくわけです。
これは、少しでもその環境での生活に快適さを求めての行動となります。
もちろん刑務所での生活とわたしたちの日常は違いますが、
視点としてこの「あるものを使って快適にする」ってことは、学ぶべきことであります。
空間づくりにおいても、ありものの組み合わせではなく、既存のあるものを工夫すること
組み合わせたり、
大きさを変えたり、
色など塗って改造したり。
驚くほど、自分達もお客様も快適になることがあります。
メーカーとしてはもちろん当社の商品をお使いいただきたいですが、
その前にまず、今あるものをもっとじっくり観察してみて、
自分達やお客様の動線もじっくり観察してみて、
いつもの日常をデザインしてみることをオススメいたします。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。