筥崎宮の玉せせり | よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート

筥崎宮の玉せせり

以前から一度は見てみたいと思っていた神事に、筥崎宮の玉せせりがあった。
この神事は、福岡市東区にある筥崎八幡宮にて行われる祭だ。

玉せせり


玉せせりとは…

玉取祭(玉せせり)一月三日
玉取祭は、俗に「玉せせり」といい、全国に知られる奇祭です。起源は諸説あって定かでありませんが、昔から盛大かつ厳重に行われています。午後1時玉洗式で洗い浄められた陰陽の2つの玉は、末社玉取恵比須神社に運ばれます。祭典の後、陽玉は、競り子たちに手渡され、玉せせりが始まります。玉に触れると悪事災難をのがれ、幸運を授かるといわれ、裸の競り子たちは、勢い水を浴び、体から湯気を立て激しい争奪戦を繰り広げながら本宮へ向かいます。やがて楼門下に待つ神職に手渡され、陰陽の2つの玉は再び揃って神前に納まり、祭りが終わります。
(筥崎宮 WEBサイトより http://www.hakozakigu.or.jp/shiki.php

玉せせり
玉洗式

簡単に説明すると、真冬に男衆がふんどしひとつで勢い水を浴びながら、ひとつの大玉を競り合い奉納するという、なんとも不思議なお祭りなのだ。

玉せせり  玉せせり
玉せせり

実際の玉せせりは、大玉を競り奪い合っているというよりは、みなが公平に触れるように手渡ししているようであり、見ているだけでなんだか幸せな気分になってくる。寒空の下、かけ声とともに水がじゃんじゃん飛び交っているというのに、歓喜極まり寒さも吹っ飛んでしまう。

玉せせり
楼門下で待機している神職


今年もいい一年になりそうだ。(*^▽^*)



◆詳細サイト◆
筥崎宮玉せせり(和田フォト)
筥崎宮