筥崎公会堂:卵かけご飯 | よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート

筥崎公会堂:卵かけご飯

この時期、いつもなら連日のように忘年会が続くんだけど、
今年は基本的にナッシング。

でも、いろいろとお世話になっている方から、忘年会しよう!とお誘いを受けて行くことに。
場所はおまかせするって言われたもんで、前々から気になっていた筥崎公会堂へ行ってみることにした。

筥崎公会堂
筥崎公会堂

このまるでホールのような名前のついた筥崎公会堂は、以前福岡知事選に出馬した今里さんがオーナーとしてオープンさせた場所だそうで、筥崎公会堂のホームページによると…



理事長 今里滋

筥崎公会堂(はこざきこうかいどう)は、福岡市東区の箱崎・筥松両校区を中心に1991年からボランティアでまちづくり活動を行ってきた「筥崎まちづくり放談会」が中心になって作りました。インテリアのデザインを担当したのは私達のメンバーでもある新進気鋭の建築家・斎藤昌平です。

「筥崎公会堂」ができたきっかけをお話しします。4年前、ここには西鉄ストアというスーパーがあり、30年以上にわたって箱崎校区住民の買い物の中心となっていました。ところが営業不振から300坪もの土地を手放すことになったのです。これほどの広い土地にはマンションが建てられるのが普通です。そして、多くの場合、マンションの1階はほとんどが駐車場になってしまいます。箱崎の街の中心が駐車場になってしまえば街の活気は失われます。「このままでは街が死んでしまう!」私たちは焦りました。

そこで1階に店舗を作ってくれる業者を探しました。運良くダイア建設(株)がOKしてくれたのです。でも条件は私たちが責任をもってテナントを探すということでした。東奔西走しましたけど、結局みつかりませんでした。「仕方ない、自分が買おう。買って、街の活性化の拠点を作ろう。」代表幹事の今里滋が決断し、筥崎公会堂の建設が始まったのです。

「筥崎公会堂」とは何でしょうか?一言いえば、「民設の公共スペース」です。公民館や市民センターはいろいろ制約があってあまり使い勝手がよくありません。「まちづくり活動に必要な機能を備えた空間を自分たちで作って、使いたいように使えばいいじゃないか!」そんな発想から生まれた空間に、私達は、みんなが気軽に集まってくれるようにという期待を込めて「筥崎公会堂(Hakozaki Public Hall)」と命名したのです。
http://www.kokaido.com/kokaidostart.html


とりあえず自分でやってみよう!という心意気すごく共感してしまう。

さてさてお味の方ですが、これがなかなかのうまさ。
写真を撮るのを忘れてしまうくらい…

安全安心の食材を使ったヘルシーなお料理を中心に提供しているそうで、
・上五島直送漁師さんの干物炙り焼き
・牛すじの煮込み
などを食べたんですが、なんだかとってもシンプル…。

ビールは生エビスを450円で提供とかなり格安ときてるし、焼酎だって一杯300円。

店内も静かだし、居心地もけっして悪くなく、とってもいい空間だった。

最後に一枚だけ撮った、有精卵の卵かけご飯 の写真を。

卵かけごはん
有機卵の卵かけご飯

こんなシンプルなものをメニューとして提供できるっていうのは、よほどの自信。

だって、この卵ひとつとっても、

”宗像の福薗さんの柳が浦農場の平飼い地鶏の有精卵です。配合飼料ではなく自然の食べ物を食べて育った地鶏の卵はうすくてきれいな自然の黄色。卵かけご飯にしてお召し上がりください。”

なのだそうだ。


もちろん、また行きます。


筥崎公会堂
福岡市東区箱崎1丁目29番24-101号
092-633-6862
http://www.kokaido.com/
筥崎公会堂