JR九州ウォーキング 隼人駅 「千本桜と春の霧島ウォーク」 | よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート

JR九州ウォーキング 隼人駅 「千本桜と春の霧島ウォーク」

毎年、春と秋にJR九州によって開催される「JR九州ウォーキング」。このイベントは数ヶ月に渡り開催され、九州管内のJR駅をスタートし歩いて、町の景勝地などを廻り、元の駅に数時間かけて戻ってくる。 (スケジュールによっては隣接する駅がゴールとなる場合もある)

それぞれの駅のある町の一番いい時期に合わせて開催されるし、歩いて廻るから町のことをちょっとだけ詳しく知ることができるし、うんちくを語るにはいい情報源になるのだ。(笑)

さてさて、今回は、市町村合併で霧島市となった旧隼人町隼人駅からスタートし、千本桜を廻るウォーキング「千本桜と春の霧島ウォーク」に参加してきた。

隼人駅
隼人駅前

この旧隼人町は、鹿児島県のほぼ中央に位置しており、北には霧島連山、南には錦江湾越しに桜島を望み、良質で豊富な湯量を誇る日当山(ひなたやま)温泉、妙見温泉を有している。

10:40に隼人駅をスタート、向う先は鹿児島神宮。約20分で到着する。鹿児島神宮の詳細は書かないが、もともと鹿児島・宮崎は神話のふるさと。この鹿児島神宮もそのひとつであることは間違いない。朱塗りの大きな神殿、そして樹齢約800年の神木大楠、歴史を体で感じることのできる場所だ。

鹿児島神宮
重厚な神殿が美しい「鹿児島神宮」

桜並木を歩くこと30分あまりで、蛭児(ひるこ)神社、西郷どんの宿に到着。

西郷どんの宿
西郷どんの宿

この宿は、この地を愛したよく訪れていた西郷さんが宿代わりに宿泊した家で、元々は日当山温泉にあったのだが、痛みがひどくなりこの地に再建したのだそうだ。

並木道途中には、初めてみる養蜂農家のミツバチの巣箱を見ることができた。

ミツバチの巣箱
養蜂農家のミツバチの巣箱

蓋を開けて、人差し指で採れたての蜂蜜をすくい、ペロっといきたかったが、ミツバチが恐いので出来ずじまい。



道路わきでは、こんな西郷どんが迎えてくれる。

西郷どん

西郷さんが人々に愛されている証拠だろう。



12:10 日当山温泉西郷どん湯到着。

西郷どん湯
西郷どん湯

12:30 日当山温泉公園到着。
ここでお昼休憩。公園内を囲むように満開の桜が花をつけている。週末とあってたくさんの人達で賑わい、笑いごえも絶えず、通りすぎるだけで幸せを感じるひと時だ。

日当山温泉公園
日当山温泉公園

写真は撮ってないのだが、鹿児島の外で宴会には、必ずといっていいほど、魔法瓶が用意されている。もちろん焼酎のお湯割りを飲むためだ。

14:50 隼人駅到着。怪我することもなく無事にゴール。

めったに来ることのない隼人町だが、西郷さん所縁の地も多く、良質の温泉もあり、いい一日を過ごすことができた。

6月中旬まで続く、「JR九州ウォーキング」。近くの駅で開催される時には、ぜひ参加してください。新たな発見がありますよ!


●コース距離 約10キロ
●歩行歩数 約17000歩

◆参考サイト◆
JR九州ウォーキング