「鹿児島食べ歩きの旅」 3日目 | よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート

「鹿児島食べ歩きの旅」 3日目

3日目:

今日で家族旅行も最終日。前日の雨模様とは打って変わっての晴天で、いろいろとコースを検討した結果、やっぱり鹿児島と言えば桜島。桜島を堪能してもらうことにした。


10時にホテルに迎えに行き、先ずは、お気に入りのスポット「長水路」へ

桜島 長水路

錦江湾の海岸沿いに延々2キロにも及ぶ歩行者専用の道からは、雄大な桜島、たくさんの客船が行きかう鹿児島らしい景勝地のひとつだ。錦江湾越しに対岸に見える桜島の姿は本当に美しい。



10:40 「桜島フェリー」で桜島に向かう

鹿児島港と桜島港をわずか15分で結ぶ、桜島フェリーは、安全、快適の24時間運航。混雑している時間帯は10分おきに出港し、県民、旅行者と多くの人の足となり、薩摩半島と大隈半島をつないでいる。

桜島フェリー
桜島に向う「桜島フェリー」

11:00 「桜島港」を出発、「湯之平展望所」へ向かう

途中、珍しい茶色のローソンを通りすぎる
Wikipediaによると、ローソン桜島店は、桜島の景観に適した色にするために、青を茶にしているのだそうだ。

茶色ローソン
茶色のローソン



11:40 「湯之平展望所」到着

桜島

海抜373m、桜島岳の4合目に位置する展望所だ。眼下みえる錦江湾、鹿児島市はまさに大パノラマ。
桜島南岳から上る噴煙も大迫力だ。この日も遠くに開門岳、霧島連峰高千穂の峰を望むことができた。

湯之平展望所

丁度、ポカポカ陽気で桜も咲き、桜の島(桜島)で見る桜、なかなかいい取り合わせである。

桜

桜
桜島に咲く、桜の花



12:00 「湯之平展望所」を出発、桜島を時計まわりに回る

桜島はもとは孤立した島だったのらしいが、1914年の大噴火で溶岩で埋まり大隅半島と陸続きとなっている。約40キロ近い周囲は車でグルリと一周することができドライブにはもってこいの場所でもある。



12:30 「黒神神社埋没鳥居」到着

1914年の大噴火で、火山灰で神社の鳥居が埋まってしまったそうだ。

黒神埋没鳥居

元々この鳥居の高さは約3mあり、現在は約2mは埋まってしまい、地表には約1m頭を出している。当時の桜島の噴火の猛威は想像もつかないくらいのパワーだったのだろう。



13:15 「桜島港」から「鹿児島港」に向けて出港



13:40 友人の最後の願いとなる、黒豚料理「あぢもり」に到着

黒豚しゃぶしゃぶの名店「あぢもり」は、とんかつ定食をはじめとする黒豚の一品料理も有名だ。値の張るしゃぶしゃぶと違い、とんかつ定食はランチメニューであれば680円で食べれる。

あぢもり
あぢもり ばらかつ(黒豚ばら肉とんかつ)定食 680円

鹿児島でのラストの食事にふさわしい黒豚料理をみんなで味わった。



14:40 「鹿児島中央駅」に向かって出発

途中、桜の咲きはじめた鶴丸城跡、西郷隆盛銅像前などを通過。

鶴丸城

友人は初めてみる大きな西郷銅像に驚きを隠せない。この西郷銅像には鹿児島の人々に愛された西郷さんならではのエピソードがあるのだが、そのウンチクをあたかも語り部のごとく説明した。
(そのエピソードはいつの日はお伝えします)

西郷隆盛銅像



15:00 「鹿児島中央駅」到着

九州新幹線で帰る友人家族と見送る。

3日間に渡りワイワイガヤガヤ騒がしかった車内も、いつものひっそりとした空間に戻った。肩の荷が降りホッとした反面、寂しくも感じられた。友人らを案内し、一緒に楽しみ、新たな発見もあった鹿児島。短い時間ではあったが心から楽しんでくれ、いつの日か大きくなった子供達と共にまた旅行に来てほしい。

まっとるよ。