こけけ王国で120円温泉 湯之元温泉「元湯打込湯」
120円で入れる温泉と聞いたらどんなことを想像されるでしょうか? 今時分、街中の銭湯でさえも400円近くするこのご時世、それって一昔の料金じゃないの?って思う人もいるかもしれませんね。
ところが、この120円で天然の温泉に入れる場所があるのです。それが「こけけ王国」にある湯之元温泉「元湯打込湯」です。最近、ちまたでは方言が流行っているそうですが、この「こけけ」は鹿児島で「ここにおいでください」という意味になります。ちなみに宮崎では「こきき」になります。
湯之元温泉「元湯・打込湯」
この湯之元温泉は日本三大砂丘である吹上浜の北端に位置し、海から2kmばかり入った内陸の国道3号線沿いにある温泉街です。かつては薩摩藩直営であった由緒ある温泉地でもあるそうで、高温の温泉が広い範囲に湧き出しているそうです。現在は普通の温泉の他に、家族湯なども多くある庶民的な温泉街となっています。また、薩摩焼きの陶芸の里である美山地区からも近く、鄙びた風情がとても良い温泉地です。
今回はこの温泉地の中でも、硫黄泉とアルカリ性単純硫黄泉と2つのお湯が楽しめるという、湯之元温泉「元湯打込湯」へ入ってきました。レトロな雰囲気は、まさに時代を感じさせる趣で、浴場中央に2種類のお湯を別々にためることのできる浴槽があり、絶えずお湯が溢れ出ています。それぞれに「元湯」と「打込湯」と名付けられており、「元湯」は神経痛・リュウマチス・胃腸病に効き、「打込湯」は皮膚病と胃腸病に効くそうです。
広々とした湯船
湯は「元湯」「打込湯」共に熱く、またプ~ンっと硫黄の匂いが軽く香ります。体の芯まで温まっていたためなのか?! 湯上り後、長時間にわたって、ポカポカというよりも、熱く感じられました。
番台のおばちゃんに「なんでこんな値段でやっていけるのか?」などなど聞いてみたのですが、「この値段だから儲かってはないですよ!」と笑い飛ばされてしまいました。
そもそも、温泉には入湯税なるものがかかるそうで、市町村によっても若干違うものの、一般的に一人につき150円程度取られているそうです。そこで、この温泉が所在する日置市の入湯税 を調べてみたところ、この町では80円の徴収らしいです。
ということは単純に考えると、
120円(入湯料)-80円(入湯税)=40円
※もしかするとさらに消費税など加算されているかもしれませんがそれは除くとしまして
つまり、湯之元温泉「元湯打込湯」では一人につき40円の利益しか出ないわけで、なんとも太っ腹な温泉に改めて感心しました。
◆関連サイト
日置市
こけけ王国
ところが、この120円で天然の温泉に入れる場所があるのです。それが「こけけ王国」にある湯之元温泉「元湯打込湯」です。最近、ちまたでは方言が流行っているそうですが、この「こけけ」は鹿児島で「ここにおいでください」という意味になります。ちなみに宮崎では「こきき」になります。
湯之元温泉「元湯・打込湯」
この湯之元温泉は日本三大砂丘である吹上浜の北端に位置し、海から2kmばかり入った内陸の国道3号線沿いにある温泉街です。かつては薩摩藩直営であった由緒ある温泉地でもあるそうで、高温の温泉が広い範囲に湧き出しているそうです。現在は普通の温泉の他に、家族湯なども多くある庶民的な温泉街となっています。また、薩摩焼きの陶芸の里である美山地区からも近く、鄙びた風情がとても良い温泉地です。
今回はこの温泉地の中でも、硫黄泉とアルカリ性単純硫黄泉と2つのお湯が楽しめるという、湯之元温泉「元湯打込湯」へ入ってきました。レトロな雰囲気は、まさに時代を感じさせる趣で、浴場中央に2種類のお湯を別々にためることのできる浴槽があり、絶えずお湯が溢れ出ています。それぞれに「元湯」と「打込湯」と名付けられており、「元湯」は神経痛・リュウマチス・胃腸病に効き、「打込湯」は皮膚病と胃腸病に効くそうです。
広々とした湯船
湯は「元湯」「打込湯」共に熱く、またプ~ンっと硫黄の匂いが軽く香ります。体の芯まで温まっていたためなのか?! 湯上り後、長時間にわたって、ポカポカというよりも、熱く感じられました。
番台のおばちゃんに「なんでこんな値段でやっていけるのか?」などなど聞いてみたのですが、「この値段だから儲かってはないですよ!」と笑い飛ばされてしまいました。
そもそも、温泉には入湯税なるものがかかるそうで、市町村によっても若干違うものの、一般的に一人につき150円程度取られているそうです。そこで、この温泉が所在する日置市の入湯税 を調べてみたところ、この町では80円の徴収らしいです。
ということは単純に考えると、
120円(入湯料)-80円(入湯税)=40円
※もしかするとさらに消費税など加算されているかもしれませんがそれは除くとしまして
つまり、湯之元温泉「元湯打込湯」では一人につき40円の利益しか出ないわけで、なんとも太っ腹な温泉に改めて感心しました。
◆関連サイト
日置市
こけけ王国