かつおの町 枕崎 | よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート

かつおの町 枕崎

かつお節」っていうと、やっぱり思い浮かべるのはパック入りですか?

僕が子供の時に食べていたのは、カンナのような削り器で削る「かつお節」でした。
叩くとカーンと響く硬いかつお節です。

とうちゃんから「かつお節けずれ!」とよ~言われたもんです。

枕崎港
南の拠点 枕崎港

鹿児島市から225号線 通称「枕崎かつお街道」を南へ約1時間走ると、かつおの町枕崎市に到着します。 この枕崎市には、かつお節を中心とした海産物の販売をする観光センターや、かつお公社などがあり、ほんとかつおの町なんだなぁ~って思います。



かつお節
棚いっぱいに並ぶ かつお節 値段も種類、級によりさまざまです

かつお「鰹」という字は、へんに堅いと書くところから、
昔から干物として利用されていたらしいのです。

このかつお節ですが、大きくわけて2種類あります。
生のかつおの頭や内臓を取り除き、1時間ほど煮て、煮えたカツオを何度もけむりでいぶして、水分が抜いて堅くなったものを、「荒節」。  さらにこの荒節に、優良種のカビを付けて日に干すという工程を繰り返したものを「枯れ節」と呼ぶそうです。 用途によって使い分けるのが通なのかもしれません。

その他、アジや、マグロで作ったものもあるそうです。

かつお節
はだかで売られる かつお節

この本物のかつお節でダシをとった味噌汁や、上にパラパラと削り節をまかれた冷奴は最高ですよ!

ほんま日本人に生まれて来てよかったぁ~。


参考
枕崎市
かつお公社枕崎市
(財)南薩地域地場産業振興センター