仕事が、終わって、始まった。
何の予定もない、今日の夜…。
--I'll be 29 tonight.
平日だし、
明日も朝早いし、
もうオトナなんだしって、
思っていたつもりだったけど本当は
今日の夜をひとりで過ごすことが
嫌でたまらなかったのかもしれない。
だって、
まるで、最後の悪あがき。
誰かがでるまで
電話をかけまくっていた。
女友達に、最後に、彼に。
でないって分かっていてかけたつもりだったけど
本当は彼がでてくれることを
すごく、期待していたんだと思う。
だって、
留守電のアナウンスに
傷ついている自分がいた。