教室で書道を教えていると
あらためて、
【一筆一筆の丁寧さ】
について思う。
現代人はやるべきことが色々あって、どうしても次々と【こなす】ことになる。意識は瞬間になく、先のことに向く。
ひとつひとつの作業をどれだけ丁寧にやれているか
【丁寧】とは、ゆっくりやるという意味ではない
瞬間瞬間に、豊かな心をもって、感じ取れているかということである。
安寧の心である。
今日は子供たちに、【 ひとつの線 】
をいかに丁寧に、しあわせな心をもって書けるかと伝えた
最初は、こなす習慣が身に付いてるので、心も体も、今にいない。
急ぐ、焦る、、など雑念が入る
しかし、くどいようだが、何度も、【ひとつの線】への丁寧さを伝えていると
だんだんと意識が【今】に在るようになってきた。
それがしっかりとこちらにも伝わってきて
結局、とてとすばらしい線が書けた。
双雲@ひとつひとつ。