今日で、伊勢丹相模原店での個展が終了しました。

これまでのアートギャラリーの歴史でダントツの入場者数だったそうです。

来てくださった皆様、本当にありがとうございました(>_<)

伊勢丹や施工など関わったみなさま、心より御礼申し上げます。


今度は3月のうめだ阪急での個展と江ノ島水族館での個展を進めています。


個展に来て頂いた方からたくさんの感動の声を頂きました。

2つご紹介させてください。個展やってよかった(T_T)



■今日ISETANで会った台湾人です。
武田さんと会えて本当に夢のようです。
信じられない思いでした!
今年は幸先の良いスタートになりました。

武田さんに言うのは恥ずかしいのですが私は子供の頃から書道にあまり興味がありませんでした。

でも、日本へ来て初めてテレビで武田さんが書いた字を見たらゾクッと心が震えたんです!

武田さんの字は綺麗だけではなく感情が入っていて命が吹き込まれている感じがします。

字だけではなく文章の内容に心を打たれました。

特に今日の会場の入り口に飾ってある言葉 「ずっと前にまいた種が今頃になって芽をふいた。もっと種をまこう、自分がここちよいと思える種だけを未来に向かって」 に惚れました。

武田さんは最初の頃ストリート書道を始めた時どれだけ努力をしたのかすごく共感できます。

今武田さんの書道教室は満員で締め切りだけどぜひうちの娘を通わせて頂けたらなぁと今から本気で考えていまいました。

武田さんの今後のご活躍を楽しみに一ファンとして応援しております!!


■突然のメール失礼いたします。
先日個展に伺いました者です。
会場で先生に
「書道を始めたいけれど、利き手に強く麻痺があります。先生だったらどちらの手で書きますか?」

と質問いたしました麻痺女です。たくさんの方々とお逢いしてるでしょうから覚えていないと思いますが、あの時は本当にうれしかったのでメールいたしました。

何がうれしかったかというと、先生がおっしゃった「麻痺はあなたの個性だ」というお言葉ももちろんそうなのですが、そのときの先生の反応です。

「あっ!」っと思いました。

「麻痺」という言葉はどうも悪いイメージが強いのか「麻痺がある」というとみなさんだいたい同情し、かばってくれます。

これはみなさんの優しさなのだとわかっているし、本当にありがたいのですが、どうしても自分が「かわいそうな子」「できない子」のような気がして惨めになってしまうので必要な時以外は人に言いません。


双雲先生の本やブログでの感動的なお言葉を拝見してまして先生だったらこのことに関してどんな答えをくれるのだろうと思い不躾ながら尋ねさせていただきました。


まず、気の毒な表情をまったくしなかったことに驚きました。そんな方はたぶん初めてです。そして麻痺を生かせという考え方にも驚かされました。

今までは「いかに健常者と同様にできるようにするか」ということばかり考えていたので「あっ!」っと思ったのです。

語彙が足りないのでうまく表現できませんが驚きと気づきと許しがいっぺんにきた感じの「あっ!」です。

このままの私でいいのかもと自分を許せる気がしました。



こういう考えを持っているから人の心に響く書が書けるのだなと妙に納得してしまいました。


それほどひどい障害ではないのですがどうしても自分のこととして受け入れることができません。「認め」そして「受入れ」そして「許す」ことが必要だと思いますが、先生にお逢いしたことでちょっと「受入れ」に近づけたかなと思います。

ありがとうございました。

まだまだ先は長いですけどぼちぼち頑張ります。