嬉しいニュースがありました。
先日出した「しょぼん ひらがな 」「書本 漢字
が、一ヶ月もしないうちに売り切れたそうです。
現在、重版をかけていますので、
もう少しでまた全国に並ぶと思いますので、
手に入らなかった方、もう少しお待ちを(^^)
買ってくださった方ありがとうございました。
感動の声もたくさん届いています。
いつかまたご紹介します(>_<)


自分の字がうまいと思っている人は少ないと思います。


日本人の多くが(中国人も)自分の字に劣等感をもっています。


そもそも


「字がうまい」


というのはどういうことなのでしょうか。


逆に字が下手とはどういう字なのでしょうか。


僕はよく


「ヘタ字大会」をワークショップでやります。

ヘタとはどういう字をいうのか競い合うことで、

逆に、外側から「うまいとは何か」を探っていく目的です(^^)



すると



「うまい」には答えがないことにたどり着きます。



「美しいとは何か」

「美の哲学」


といったような本を読みあさった時期もありました。


例えば、


富士山を見て美しいという感情は、

何から来るのか。


「歌がうまい」


とか


「美人」「イケメン」


「料理が旨い」


ということも同じ。


答えがない。



でも答えはないけど、


なんとなく


「旨い」「美味い」「上手い」「巧い」


というのはある。

みんなの共通ポイントもあるし、


趣味、嗜好や

好き嫌いもあり、


曖昧だけども、

それぞれに何となく答えがある。



カオスの中の真実のようなもの。



では、


この答えのない、

だだっぴろい大海原の中で、



字をどういう思いで書いていけばよいのでしょうか。

自分の字とどう向き合えっていけばよいのでしょうか。



次回考えていきます(^^)