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愛をささやく男。その男をあまり好きでないけど、一応聞いてる女。彼らをじっと見つめる第三の男。


これは、お馴染み我が家のセキセイインコの話。

父インコが娘インコにモーションかけるねん。

で、息子インコは父インコにホットな感情を抱いてるもんやから、心穏やかちゃうねん。

だいたいは、娘インコは父インコを「あんた、ウザいねんっ」と突付き返すねんけど、たまにうっかり乗せられて、父インコから餌を口移しでもらってしまったりする。


と、この瞬間、息子インコは嫉妬に燃えて、この父娘の間にがばっと飛び込んだりする。


問題は、こやつらは「家族である」ってことをまったく認識しとらんとこにあるんよね~。

父インコは相手がメスならば、なんでもええ、みたいな感じやけど。

でも娘インコはおそらく遺伝的な近さを感じ取ってるんちゃうかと思うねん。せやから父インコのアプローチを「けっ」と一蹴してるんやないか、と。どのみち巣箱も無いし。


で、息子インコ。

すっかり父インコにほれ込み、こまめに「好きやで、好きやで。ビー・マイ・ベイベ~」ってアピールしとる。父インコ、常に無視を決め込んでるわ。


こんなんを見てたら、興味が出てちょっとググってもうたやん。

で、ざくっとわかったんは、野生動物の世界では、ホモセクシュアルは割りと普遍的に見られる現象や~ってこと。(ただし、オス同士)

もちろんマイナーな存在なんには変わりないんやけどな。


ってことは、人間も自然の一部やからして、ホモセクシュアルが一定数存在するんも当然ちゃう?

まー、うちはゲイカップルを否定せえへんし、彼らは彼らで(彼女らも)幸せに暮らしたらええと思う。同性婚合法化かて、反対する人らの考えの方が不思議や。


で、笑うニュースがあった。


共和党のばりばり保守なじじい議員が、今まで


「同性婚なんてもってのほかじゃ!ヽ(`Д´)ノ」


って主張しとったくせに、いきなり


「ん~、同性婚を認めてもええんちゃうか (o^-')b」


って主張を変えよってん。

理由が、単に、


「実は、わしの息子が自分はゲイやって告白してきたんや」

「可愛い息子には人並み(←?)に幸せになってもらいたいしなぁ」

「せやから、同性婚もええんちゃうか、な~んて。えへ」


やて。


じじい…


おまえは政治家として恥ずかしゅうないんかっちゅーねんっ。

今までお前をサポートしてきた保守派の「同性婚反対」ピーポーら、困るやんけ。

プライベートとオフィシャルを混同するってことは、もうろく始まっとるで、ほんま。

ま~、じじいの気持ちがわからんでもないんやけど。

息子の幸せを考えるんやったら、議員を辞任して同性婚サポートグループに入るべきやろ。次にまた共和党候補として当選できるか、かなりアヤシイと思う。


我が家の父インコの場合は、ゲイに目覚めた息子に迫られてるわけやから、このじじい議員とは逆に「ゲイ、嫌じゃ~」「同性婚反対や~」ってスタンスを一貫してキープしてまっせ。


決して報われることの無い愛を捧げ続ける息子インコに、愛ある応援クリックを

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