スーパーに行くと、よく店の入り口に、おるねん…


寄付してくれ

募金してくれ

ちょっと買ってや

お金恵んで


ってのが。


ほんま、うっとおしい…。

スーパー側も「うちらとは関係ありまへん」って張り紙してるし。


そういや、LAX(ロサンゼルス国際空港)でも、寄付と言いつつお金をせびる奴らがおる。

せやから各国の言葉で「この募金に寄付する必要はありません」って放送がしょっちゅう流されてるねん。

ちなみに日本語放送は、オヤジの声。


スーパーの「金くれ」系でも、どーにも前を素通りする居心地悪さ最大なんは、


ガールスカウトのクッキー売り


やな。

うちはもちろん経験あらへんねんけど…資金稼ぎのために、安いクッキーを売ってるらしい。

ほんでこういうんは、「子どもらがお金を稼ぐ勉強」みたいに位置づけられてるみたいやねん。

小学生とおぼしき女子らが「クッキーどない~?」って売ってる前を、知らん振りして通るんも、ほんまイヤやわ。

一応「今日は失礼」みたいな感じをぼそっとつぶやくけどさ。


なんやの、子どもに勉強さしてるみたいな理由つけてるけど、あんまり「勉強」の効果あらへんやん。

アメリカンって貯金するより、いかにお金を借りれるか、ばっかり考えてるみたいやし。

しょーもない商品を中途半端に売らせるよりも、みっちりと


「貯金は大事やで」

「収支合わせるには、予算を把握せないかんで」

「借金は利子がつくんや。その利子で、金融関係がボロ儲けしとるんや」


って教えないかんやん。


ほんで、家にまで来るねん。うちとこにも女子高生が寄付狙いでやってきたわ。

地元の新聞の購読契約を何軒か獲得したら、それで彼女がカレッジ用奨学金(10万円くらい?)を新聞社からもらえる、みたいなん。ちょっとした社会勉強もあるわな…セールスの。

確かに、新聞の契約も安いで?

学生勧誘のプロモートで、月額購読料が10ドルやったかな。


うちかて、別に毎月10ドルが払えんわけやあらへんわ、もちろん。

でもな、その女子学生の態度が、なんか気に入らんかったわ。

「たった10ドルでしょ~。お願いぃぃ」

みたいなん。ぶりっ子すなっ。


たった10ドルいうんやったら、ほならおまえの親は毎月10ドルを今まであんたのために貯金してきたんか?っちゅーねん。

10歳くらいから始めたとしても、1年で120ドル。8年で960ドル。

どや、こんな簡単な計算もできへんのやったら、カレッジ行く資格あらへんわ。


うちも新聞好きで、大阪におった頃は毎朝キオスクで朝刊買って、職場でエラっそーに読んだもんやわ。

でも、今は英字新聞をのんびり毎日読むようなヒマ、ありまへん。

うるさい人や約1名おるしー。

せいぜい、ちらっと見た後に、インコのフン敷きになってお終い。

うちは今専業主婦やから、夫が稼いだ金を勝手に毎月10ドルもインコのフン敷きに使えんで。


なんかな、アメリカンのやり方って、どうかなぁって思う。

そら、中にはビジネスセンスがあって、セールストークが上手で、寄付募りから商売のコツを掴み、若くして事業立ち上げるんもおるやろう。

けど、そんなんって少数派やん。


うちが感じるんは、安易に金儲けできる幻想が中途半端に広がってるんちゃうの?って。


まー、でも、若い子らを責めてばっかりもできんわ。

だって州の財源が苦しいからって、教育関連の費用を削りまくりやし。未来への投資を削ってるわけやね。

学校やガールスカウトも資金が欲しいから、子どもらを使って資金稼ぎしてる。

学生も学費が高いから、なんとか学費の足しになるもんを探してる。


だけやなくって、消防や警察までもが、「寄付してくれ」って電話かけてくるねん。

(中には詐欺があるかもしれんけど。)


はー、世知辛いな。

超富豪へのえこひいき優待税率を止めるだけで、こんな状況がかなり改善されるはずやねんけどな。

次の選挙がますます気になる。

うちも(おばはんやけど)オバマガールズに入れてもろて、キャンペーンで踊ろかな。


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