判断と決断の違い | アジアNo1を目指すベンチャーキャピタリストのアメブロ

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投資検討先に訪問する際、強く意識して見ているのが、「決断」が出来る経営チームかどうかということです。


「判断」とは、(個人的な解釈ですが)何か新しいことを行うときに、メリット・デメリットの比較や、費用対効果(≒ROI)を考えて「やる」か「やらない」かを分別すること。


「決断」とは、「判断」の要素に加え、リスクを踏まえた上で経営者の直感とか、経営判断として「やる≒挑戦する」ということを決定することだと個人的に感じています。


つまり、「決断」と「判断」を比較すると、「決断」は「判断」の上位概念であり、「決断」には「判断」の要素を含めるのが非常に重要だと思っています。


優秀な経営者は、自分の強み・弱みをしっかり理解し、経営チームの総合力で「決断」が出来るチーム構成を創り上げる経営者だということ。


経営者を見る目も重要ですが、経営チームを見る目を養うことはもっと重要。


自戒も含めて、強く意識していきたいと思います。