草村動物病院 「動物の診察室から」

新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。


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 不思議なことに、同じ病気が続きます。

 今日はヘルニアの日だったようです。

 昨日のお昼にチワワの「テンテンちゃん」が、急に後ろ足が立てなくなったとのことで来院されました。

 考えられる疾患は、椎間板ヘルニアと脊髄梗塞です。

 チワワちゃんは首のヘルニアは起こるのですが、腰のヘルニアは少ない犬種です。

 テンテンちゃんは、7歳になる女の子です。昨日は手術が押していてテンテンちゃんはまだ深部痛覚があったので、昨日はCT検査はしませんでした。

 そして今日の午後1番の検査になりました。

 椎間板ヘルニアは造影のCT検査でわかります。テンテンちゃんは椎間板ヘルニアではありませんでした。

 CTで椎間板ヘルニアが否定された場合には、MRI検査に移ります。
 
 MRI検査の結果は、テンテンちゃん病気は、脊髄梗塞でした。

 脊髄梗塞は、内科的な治療で8割は回復してきます。テンテンちゃんはしばらく入院です。









検査が終わってICUに入っている「テンテンちゃん」です。




 昨日の夜に入院した、フレンチブルの「アトム君」、急に首が痛くなり、前足の反射が鈍くなっていました。

 診察では、かなりの頸部痛があり、前足の反射が悪いことから、「頸部椎間板ヘルニア」が疑われました。

 そのまま入院して、内科的治療を行ったところ、今朝のアトム君は前足の反射も正常に近くなり、頸部痛は取れていました。

 今日の検査の予定でしたが、症状が良くなってきたので内科的治療で少し入院予定です。












アトム君、痛みも取れてよかったです。



 昨日、チワワ君が2週間前から、だんだん立てなくなったので、明日連れて行きますと電話がありました。

 その子の名前は「カルピス君」、13歳半になる男の子です。

 やはり疑われるのは首のヘルニアでした。まだ歩けますが、かなりの頸部痛と、右前足は麻痺をしています。

 高齢ですが、残りの人生をこのまま過ごすのはかなりの負担になるため、午後から検査で必要なら手術の予定で入院となりました。

 CT検査の結果は、頸部椎間板ヘルニアでした。

 そのまま手術室に移動して、敦井先生が手術です。










無事手術が終わったカルピスちゃん。



 今日はお昼近くに市内の動物病院から、椎間板ヘルニア疑いのダックス君の検査と手術依頼がありました。

 手術はタイトな予定でしたが、3番目の検査に入れることになり、検査の結果は「腰部椎間板ヘルニア」で、そのまま手術室に移動して、佐藤先生が手術を行いました。

 カルピス君も、ダックス君も、問題なく手術は終わり、ダックス君は明日主治医の先生の病院へ帰ります。

 今日は、みんな無事に終わってよかったです。

 さあ、3Dプリンターで、頭蓋骨ができるのを楽しみに、お酒のみまぁ~す。

 ぺこり!

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