草村動物病院 「動物の診察室から」

新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。

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 3年ほど前に、今の病院に立て直し、おかげさまで多くの患者様においでいただくようになりました。

 待合室も手狭になり、お待ち頂く時間も長くなっているので、来年の春までに待合室を広げる計画を半年ほど前から進めていました。

 待合室を拡張して、診察室を少し増やします。今は、お預かりのわんちゃん猫ちゃんは、病気で入院している子たちと同じ入院室ですので、入院室も手狭です。

 お預かりの子たちの、猫ちゃん室、わんちゃん室をつくり。スタッフのロッカー室もいっぱいになりましたので、ロッカー室、男子当直室、女子当直室を作ります。

 今の待合室は、わんちゃんと猫ちゃんが一緒ですので、新しくなると、猫ちゃんだけの待合コーナーが出来ます。

 平日の14:00〜15:30は、猫ちゃんだけの診察時間となります。

 と、以上の計画だったのですが、数日前に工務店の見積もりが出てきて、見てびっくりの数字でした。
 
 今の病院は、CT室、MRI室、手術室とかなりお金がかかった建物です。それでも1坪あたり80万円少しで立てることができました。

 今回は、数社に見積もりを出してもらう競争見積もりの予定でしたが、日程の関係か、改築部分があることもあり、今の病院を建てた工務店の特命見積もりになりました。

 出てきた見積もりは、坪単価130万円以上で、ビックリポンです。

 これで、待合室を広げる計画は、頓挫しました。

 しばらくご迷惑をおかけしますが、いい工務店さんを探して、なんとかしたいと思います。

 待合室が狭く、待ち時間も長くご迷惑をおかけしていますが、ご了承いただきたいと思います。




 


ぺこり!






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 会陰ヘルニアは、高齢のワンちゃんに起こる病気です。

 会陰部(肛門の脇)の筋肉が薄くなって、筋肉の間に隙間ができてしまうため、直腸や膀胱がその部分に入り込んでしまいます。

 膀胱が入り込むと、おしっこができなくなり、緊急手術なのですが、直腸が入り込むことが多く、その場合には排便困難になります。

 治療は、外科手術です。いろいろな方法があるのですが、私の病院で今行っている方法は、ホリプロピレンメッシュを使用する方法です。

 日大の軟部外科の先生に来てもらい、教えていただいてから、この方法で行うようになり、今までより簡単(と言っても難しいのですが)に行うことができるようになりました。

 今日は、敦井先生が執刀、私が助手でした。勤務医の先生は手術を任せると、予習復習をきちんと行うので、数回執刀するとうまくできるようになります。もう私が助手をしなくても大丈夫です。 

 おととい乳腺手術を行ったフレンチブルの「さくらちゃん」、食事はしてくれませんが、元気です。

 予定通り、30日にお迎えに来てください。









さくらちゃん、傷の具合も問題なく、元気です。離れていて不安かもしれませんが大丈夫です。







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 昨日の昼前に、1頭のフレンチブルドックちゃんが、富山から連れてこられました。

 その子の名前は「さくらちゃん」、まだ5歳の女の子です。

 7月に乳腺の腫れがあって近くの病院に受診したそうですが、発情後の乳腺の腫れか、しこりがあるのかわからないとのことで経過観察をしていたそうです。

 診察をしてみると、右の乳腺の前の方には幾つかの腫瘤があり、乳腺の腫瘍です。

 昨日も幾つかの手術予定が入っていたのですが、遠方のこともあり、午後に手術を行うことになりました。

 術前のCT検査では、肺への転移はなく、右半分の乳腺摘出と、卵巣子宮摘出術は無事に終了です。

 今日は、食事をしてくれないのですが、経過は順調です。30日に一旦退院ですので、それまでお預かりします。







今朝の、さくらちゃんです。








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プードルの「マロちゃん」は、1歳半になります。小さい時からちょっとしたことで皮下出血を起こし、出血が止まりません。

 先天的な病気の「血友病」です。

 マロちゃんは、4日前に臀部の皮下組織が腫れてきました。多分出血をしたようで、重度の貧血です。

 翌日診察に連れてこられ、すぐに仁君から血液をもらい、輸血をしました。

 しかし、出血は止まらず、今日の貧血のパーセントは9%です。もういつなくなってもおかしくありません。

 繰り返し輸血をしても、今回は助かる確率は少ないのですが、もう1度だけ輸血を行うことになりました。

 しかし、仁君は2週続けて採血されていますし、ロンちゃんも今日の午前中に採血、未来ちゃんも3週間の間に2回の採血です。

 私の病院には、未来の子供達以外にも献血ボランティアの子達がいますので、今日はゴールデンの「ルドちゃん」に来てもらいました。

 今、輸血中です。






血友病の「マロちゃん」です。











ルドちゃん、飼い主様、ありがとうございました!ぺこり!






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 私の病院では、今までそのようなことはありません。

 ポートが出てしまったとのことですが、どのような細菌がいて、どの抗生剤が効くかの感受性検査を行い、麻酔下でその部分を徹底的に洗浄して、再縫合だと思います。

 主治医の先生と良く相談してください。

 ぺこり。
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手術後や、状態の悪い子たちは、「ICU」に入院します。

ICUは、酸素濃度、室温、湿度を調整することができ、常にスタッフが仕事をしている場所で、スタッフがその場に入れない時は、正面のMacのカメラを通じて、病院内にあるMacで様子を観察できます。

 現在、私の病院内には13台のマッキントッシュでネットワークが組まれています。

 今日肝臓腫瘍の手術予定だった、「ジョンちゃん」。朝の血液検査で、腎臓の値がかなり悪くなっていたため、手術は延期です。なんとか持ち直してもらいたいのですが、難しいです。

 昨日横隔膜ヘルニアの手術をした、猫の「うずらちゃん」は、絶好調です。

 その前に腹壁の破裂で手術をした、シーズーの「ランちゃん」は、山を乗り越えてくれて、少しだけ美味しい食事を口に入れてくれました。

 でも、ランちゃんは、気管虚脱があり、多分クッシングもあるので、ICUで温度の管理をしてあげないと呼吸が辛くなります。

 明日は、ダックス君の「脾臓の摘出」、明後日は子猫ちゃんの「骨盤と上腕骨の骨折」、その次はダックス君の「会陰ヘルニア」の手術です。

 みんな術後は、ICUで管理することになります。ICUが足りないのですが、とてもお高いのです、、、、おいくらすると思いますか?少なくとも、私の車は10台買えます。









ICUがあったおかげて、助かった子もたくさんいます。







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 猫の「うずらちゃん」、3ヶ月半くらいの男の子です。

 保護された時から、くしゃみ、鼻水が出る「ウイルス性鼻気管炎」でしたが、呼吸の状態がかなり悪いのでレントゲンを撮影しました。

 その結果は「横隔膜ヘルニア」です。横隔膜ヘルニアは、横隔膜が裂けてしまい、腹腔内の内臓が胸腔内に入り込む病気です。

 うずらちゃんは、開腹してみると、左の横隔膜が裂けていて、胃、小腸、大腸、脾臓、大網が胸腔内に入り込んでいました。

 全部元に戻して、閉腹して終了。

 執刀は敦井先生でした。

 本間先生は、ワンちゃんの去勢手術。若葉先生は、ワンちゃんの避妊手術、私は柴犬の子宮蓄膿症の手術でした。












うずらちゃん、無事終了です。


 肝臓腫瘍のジョンちゃん、2日間点滴をしても状態があまり良くならないので、明日手術になりました。肝臓腫瘍は結構大変です。









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 おとといのお昼前に、交通事故のシーズー君が連れてこられました。

 その子の名前は「ランちゃん」11歳の男の子です。

 村上の方なのですが、近くの病院では処置できないとこのとで連れてこられました。

 診察をしてみると、お腹をひかれたようで、下腹部は大きく腫れていました。レントゲンで腹壁が破れて、腸、脾臓、膀胱が皮下組織に飛べ出していました。骨盤も骨折しています。

 午後からすぐに手術になりました。状態がかなり悪いので、佐藤先生は麻酔担当で、本間先生が助手です。

 開腹してみると、腹筋が骨盤についている部分が全て破れていて、左の腹壁は骨盤の骨が一部腹筋にくっついて骨折していました。

 この場合には、飛んだ骨片を元の位置に固定してあげると、腹壁は元の位置に戻ります。

 しかし、右の腹壁は骨盤ギリギリで切れてしまっていたので、整復が大変です。

 助手がひとりでは手が足りないので、結局佐藤先生も大事なところだけ助手に入り、手術は無事に終了です。

 一命はとりとめましたが、まだICUで予断が許せない状態です。







ランちゃん、まだICUです。



 ヨークシャーテリアの「ジョン君」は11歳の男の子です。

 おととい初診で下痢が治らないと連れてこられました。

 検査をしてみると、肝臓の腫瘍で、一部肝臓内で出血をしています。

 血液検査では、副腎皮質機能亢進症(クッシング)のあることがわかり、重度の気管虚脱もあります。

 肝臓の腫瘍は、かなり大きく手術が必要なのですが、血液検査の値がかなり悪く状態も悪いので、少し内科治療で状態が持ち直したら手術の予定を立てました。

 あまり、手術を引っ張ってもそれほど長く持たせることができないので、月曜日に手術をする予定です。

 今日は、子猫ちゃんの「横隔膜ヘルニア」の手術です。






 



ジョンちゃん、なんとか状態を持ち直し、手術がうまくいくといいのですが。







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 骨肉腫で断脚をした、ラブラドールの「リンちゃん」。おととい、御主人様の膝の上で天国へ旅立ったそうです。

 リンちゃん、飼い主様、ご苦労様でした。

 リンちゃんが、天国で穏やかに過ごすことをお祈りします。






手術直後の「リンちゃん」





レオちゃんと、仲良しでした。







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