■○WOWOWぷらすと~ディスコの回に出て | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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■○WOWOWぷらすと~ディスコの回に出て

【WOWOW Plast: Disco】

ディスコ。

2014年6月25日、ニコニコ生放送でオンエアされた「WOWOWぷらすと」に出演した。テーマはディスコでした。ゲストに月曜先輩、西寺郷太さんと。ダイノジ大谷さんは前々からお会いしたいと思っていたので、ひじょうにうれしかった。

現場に入ると、なんと大谷さんと僕とほぼ同じようなシャツを着ていて、しかも、家がうちと徒歩2分の距離ということも発覚。いきなり距離が近づいた。(笑)

僕が印象的だったのは、大谷さんが去年のダフト・パンクの大ヒットあたりから、急速にディスコに興味を持ち、いろいろ調べていくうちに僕の名前に出会うようになったそうだ。

僕は僕で、DJオッシーの『ディスコ・トレイン』に大谷さんがゲストで出ているのを見て、大変興味を持ち、オッシーに今度紹介してと頼んでいたが、なかなかスケジュールがあわず、実現していなかったが、思わぬところで邂逅となった。

番組の中ではディスコの超ざっくりした簡単な歴史、ミュンヘン・サウンドあたりからビートがシンプルなものになり、ブラックのリズムにのれなかった白人たちが踊れるようになり、ディスコが世界的に広がる大きな要因となったことなど、さらに、ディスコの発明などについて話をした。

大谷さんは、お笑い界のダフト・パンクか。(笑) 郷太さんの「スクエアなビートが気持ちいいということをディスコの浸透とともにみんな知ってしまった」といったコメントもおもしろかった。

それにしても、この「ぷらすと」は、トークだけで、1時間半一気にいくという、いまどき珍しいプログラムだ。インターネットだからできるのか。プロデューサーの米田さんは、「ふだんWOWOWを見たりしない若い人たちに、おもしろいネタを提供できればいいと思っている」といい、こうした新しい試みにチャレンジしている。今や、こうしたカウンター・カルチャーを扱う雑誌もなくなり、ましてやメジャーな地上波ではとうていできない深い話、マニアックな話を思う存分やってもらえればいいというスタンスだ。

しかし、番組終了後、みんなで食事に行き、大谷さん熱さ炸裂でした。#netsu は、水曜定番ハッシュタグになるかも。それと毎回僕が個人的に感じるのが、郷太君も大谷さんも、みんなトーク力がすごいな、ということ。僕はタジタジです。修行します。(笑)

完全版アーカイブもまもなく出ます。出たら、お知らせします。

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WOWOWのまとめサイトから

☆6/25(水)のWOWOWぷらすと配信復習☆

今回のテーマは『ディスコミュージック』!
大谷ノブ彦さん、東美樹さん、西寺郷太さん、吉岡正晴さんでお送りしました!

ジャズやR&Bとディスコの関係や、WOWOWで放送されたドキュメンタリー『東京ディスコ伝説』のトークから始まった今回。
ディスコミュージックを紐解き、熱量溢れる配信となりました!

「ディスコ」の語源は「ディスコティック」というフランス語。

ディスコが生まれた当時の社会背景やディスコのはじまりについて、吉岡先生に教えて頂きました!

70年代に影響力を持ったディスコはひとつのレコメンドとなり、ビルボードで「ディスコヒットチャート」を持つほどに!

その綺麗で美しい音は、「美」に敏感な人達も好んで聴いていたようです。

今となっては普通に思える「大音量、大音響、大規模な中で音楽を浴びる」という体験。
それはディスコがもたらしたものでもある、と語られました。

BPMという概念もディスコサウンドから徐々に浸透されていったのだとか。

郷太さんは「人間がやっているけれど平坦なリズムの心地よさ」がディスコはあった、と語ります。

二台のターンテーブルを使用してのミックス手法と12インチレコード。これもまた、ディスコから生まれたもの!

そんな一大ムーブメントを巻き起こし、様々な発明を行ってきたディスコも、段々と下火に…。

VIP文化と大衆化、人種問題、アンチディスコ、ロックとヒップホップ、などといった観点からブームが去りつつあった当時のディスコに迫りました。大谷さんによる「ムーブメントの構図」論も熱く語られます。

そして6/25が命日であるマイケル・ジャクソンと、彼のアルバム『オフ・ザ・ウォール』についてのお話も。

大谷さんによるDJ論と漫才論、カウンターであるディスコ、ダフトパンクとファレル・ウイリアムス、転換期となったカラオケ…などなど、とにかく止まらないトークに、コメントでも「#netsu」という文字が!w

「今、ファレルの『HAPPY』が新しいディスコの形のヒントになっている気がする。ファンタジーでありハッピーな空間を作り、そのバイブスをどうやって広げていくのか、ということが今後は重要となってくると思う」と、大谷さんは語りました。

更に大谷さんは、「ディスコは全ての箱で同じ曲目を流していたとしても、どんな気持ちで、どんな曲順で、どんな想いでかけているかは全く違う。音楽を伝える側も受け取る側も、それぞれの箱で全く違う想いを伝え、受け取っている。まるでディスコはDJのようでもある!そこに存在するすべてに意味がある!」と続けます。

そんな大谷さんのお話を受け、「それはまるでぷらすとのようだ!」と言った叫びも聞こえてきたのでした~。

ぷらすとはどこかディスコと通ずる部分があるようです!

熱量に溢れ尽きない話で、配信は2時間を超える長時間となりました!

ディスコミュージックに関わる文化や歴史を様々な視点から見つめ直した今回のぷらすと。
番組が終了した後も熱が冷めることはなく、語り合いは続いたのでした!




○●○●WOWOWぷらすとリンク○●○●

ニコ生での視聴はコチラ⇒ http://ch.nicovideo.jp/wowow
オフィシャルHP ⇒ http://bit.ly/UIA51n
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