△告知 今後の吉岡正晴ラジオ・ゲスト出演の予定 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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△告知 今後の吉岡正晴ラジオ・ゲスト出演の予定

【Yoshioka Masaharu Will Be On Radio Programmes】

ゲスト。

『マイケル・ジャクソン全記録 1958-2009』が2009年11月10日に発売されるのに伴い、監修・翻訳をてがけた吉岡正晴が、ラジオ・ゲスト出演して、マイケル・ジャクソンについて語る。

第一弾は、11月12日(木)ベイFM(千葉=78.0mhz)の夕方の帯番組『ベイ・ライン・ゴー・ゴー』(16時~19時)。この中で、18時頃から約30分出演する。DJは伊津野亮、岡部玲子。

第二弾は、11月16日(月)深夜(正確には17日午前0時すぎ)FM横浜(神奈川県=84.7mhz)の『ダンシング・グルーヴ』(0時~4時)。この中で、0時半ごろから30分出演の予定。DJは、鈴木しょう治。

今後いくつか増える予定。また、12月23日のトーク・イヴェント(2009年11月8日付ブログで発表)以外にも、小規模なものが企画中。決定次第、本ブログなどで発表する。

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プロンプター。

先週、映画『ディス・イズ・イット』を新宿のバルト7という映画館で見てきた。館内は超満員、マイケル風のファンも何人かいて、マイケルの映画を見るには絶好の環境だ。さまざまな人たちが、それぞれの地元で見ている感想を聞いたりするが、いつしか僕はそういう人たちに「拍手、起こった?」と必ず聞くようになってしまった。映画館によってかなり温度差があるようだ。ちなみに新宿のバルトでは、終わった後、拍手が起こった。

3回目にして初めての発見。なんと、マイケル、「ウォナ・ビー・スターティン・サムシン」を歌っているとき、いわゆる「プロンプター」を使っていたこと。プロンプターとは、歌詞カードを曲の流れとともに、モニターに映し出すもの。カラオケの文字がメロディーとともに流れるものと同じだ。

舞台、マイケル側から客席に向かって、右側の端にそれがほんの少しだが映し出されていた。ちょっと衝撃だ。リハだからプロンプターを動かしていたのか。まさか本番では使わないとは思うのだが。確かに、曲によっては歌詞も全部が全部をきっちりと歌っていたわけではなかったが。まさに、それも含めて、改めて我々がここで見ている映像は、リハーサルなのだ、ということを感じた。

しかし、これを見たら誰だって本番を見たくなる。本番への、これほど素晴らしいプロモーション・ツールはない。こんな映像を見せられたら、最低でも10回くらいは本番は見たい。ひょっとして来年の7月から、本当はこのツアーがあって、それへのプロモーションではないか、などとも思ってしまう。

最近、『ディス・イズ・イット』を3回見て、この映画の意義、マイケルの死の意味をよく考えるようになっている。たとえば、「フェイドアウトの死」ではなく、オマー・エドワーズが語っていた「カットアウトのような死」のこと、ゴシップの意味、「Gossip Killed Radio Star」ということ、あるいは、死がもたらす大きな影響力、といったこと。ライヴはせいぜい100万にしか見ることができない「クローズド」なものだが、映画という媒体によって、何千万人、何億人という人がマイケルのメッセージを受け取ることができる。この運命的必然のこと。いろいろ頭を巡るので近いうちに考えをまとめて、文章にしてみたい。

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発売。

2009年11月10日発売の『マイケル・ジャクソン全記録 1958-2009』、アマゾンで予約された方には、すでに昨日あたりから届き始めているようだ。アマゾンのページにもすでに感想が書き込まれ始めている。感謝。

引き続き、よろしくお願いいたします。

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ENT>ARTIST>Jackson, Michael