Universal Sports NHK杯関連記事 和訳 | Ode To Daisuke

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フィギュアスケーター、髙橋大輔さんをひっそりと応援しています。

ユニスポに、素敵な記事が載りましたので、
日本人選手の部分だけですが、訳しました。

元の記事はこちらから。
Top moments from Grand Prix of Japan


Top moments from Grand Prix of Japan
グランプリシリーズ日本大会でのハイライト



グランプリシリーズでは、各大会において印象的な滑りがいくつか見られるが、特に今回の日本大会では特筆すべき素晴らしい演技があった。

次に挙げるのは、私達が札幌で見て気に入った演技である。あなた方のお気に入りも、是非コメントに書いてほしい。

浅田真央 - フリープログラム

日本のスケート選手にとって、自国でファンの期待に応えるのはもはや当たり前になりつつあるようだ。その中でも最も大きな期待を背負うのが、2010年の世界チャンピオンであろう。彼女はオリンピック後の昨シーズンの世界選手権において、自己ワーストの結果(6位)に終わった。今大会が始まるにあたって誰もが知りたかったこと、「真央はどうなの?」それにはこう答えよう、「彼女は大丈夫。」

ショートでは予定していた3回転アクセルが1回転になってしまったが、フリーでの彼女は違った。開始直後に2回転アクセルを確実に決め(3回転を回避したか、またはパンクしたか)、その後も6つの3回転ジャンプを繰り出した。昨季はフリーで3回転を一回決めるのさえ難しく、浅田の表情は暗く、落ち込んだ様子だった。しかし札幌では、両プログラムを通じて、彼女の心からの笑顔が絶えることはなかった。技術的にはまだ課題が残ることは確かだが、彼女はスケートを愛する気持ちを取り戻し、そしてグランプリシリーズの表彰台へと帰って来たのである。

髙橋大輔 - ショートおよびフリープログラム

ショートでの髙橋はまさに完璧と言って良いほどの演技を見せた。ただ一つのミスもなく、ひとつひとつのジャンプはそれぞれ高いGOEを得る出来映え。演技へのこだわりと完璧な滑りとで、4回転を入れなかったにもかかわらず、ショートプログラムでは自己最高得点を勝ち取った。これは現採点システムにおいて歴代5位である。

髙橋のショートプログラムで足りないものがあるとすれば、ただ一つ、2008年10月の膝の手術以来、さんざん苦しめられている4回転だけだ。というわけでいよいよ、今回の日本大会における私達の最大のハイライトの話になる。フリーでのウォームアップ練習中に、髙橋はなんと完全に回りきった4回転フリップを披露したのだ。彼は以前競技でこのジャンプに挑戦したことはあるが、回転不足のうえ両足着氷という、ほぼ得点にならないものだった。ほかの練習においても、とても着氷できるようには見えなかった。が、私達は間違っていたのだ。

金メダルを獲得したフリーの本番では、髙橋はいつもの調子に戻ってしまい、力強い4回転フリップは見られなかったのだが、練習で着氷できたことで、今は充分だろう。このジャンプを成功させたのは我々が見た限り史上初であり、髙橋が試合で成功させ、歴史に名を刻む日もそう遠くはないという望みが持たれる。

(4回転の歴史と言えば、アメリカのブランドン・ムロズは、ショートプログラムにおいて、ISU競技で初の4回転ルッツを成功させた。)

(中略)

鈴木明子 - ショートプログラム

2度の世界チャンピオン、浅田真央に皆の注目が集まる中、ショートプログラムで話題をさらったのが鈴木明子だ。26歳の鈴木は自己初めてとなる3回転-3回転のコンビネーションジャンプを成功させると、ミスなく、生き生きとエネルギッシュな演技を『ハンガリー狂想曲』に乗せて披露した。鈴木に魅了された観客は、始めから終わりまで拍手で応援を続け、演技終了後に跳びはねる彼女は、心の底から嬉しそうだった。



選手の皆さん、素晴らしい演技をありがとう!!!


ところで、、、
今日はこちらのNBCテレビで
NHK杯の放送がありました。

男子の解説はPeter Carruthersですが
あんなに興奮して話すのを聞くのは
初めてだった気がします。

Blues for Klookの難しい曲を
よくぞ見事に演じきった!とか、
音楽とスケートの融合とはまさにこういうこと!とか。
かと思えば隣のTerry Gannonは
転倒したことさえ忘れてしまったよ!とか。

もちろん、4Fの映像も
ちゃんと見せていましたよ♪