超有名なポップスメロディの歌詞に思う | 婚外の恋愛講座~ニャンコと飼い主さんの相愛日記~

超有名なポップスメロディの歌詞に思う

まずはともかく、このYouTubeをご覧ください。



歌っているのは、Donny Osmond という歌手ですが、

原曲はかのギルバート・オサリバン

曲名はAlone Again(natually)・・・アローン・アゲイン

1972年に生まれたこの曲は世界中に広まり、日本でも布施明ほか

多くの歌手が日本語で歌ってきました。
(ただし、英語を直訳したものではありません)

ドラマなどでも使われていて、まぁ少なくとも30代以上の方なら

どこかで聞いたことがあるでしょうし、年代が上がるにつれ

もう鉄板で何度も聞いたことがある、というほどの有名な曲です。


私も大好きな歌でして、少年時代から今に至るまでいつ聞いても

名曲だなぁ・・・と思うことしかりです。


ギルバート・オサリバンではなく、なぜDonny Osmondのほうを

紹介したかというと、2008年頃からでしたかNHKの番組で

「男自転車ふたり旅」~イタリア1200キロを行く~

というのがあって、そこで紹介されていたのがこちらだったのと

番組の雰囲気となんともいえずマッチして、切なく優しく

そんなところがとにかく気に入ったわけです。

その番組のスタッフブログもちょくちょく見ていました。


このアローン・アゲイン・・・

あなたはメロディを聞いてどんな気分になりますか?


優しく、あたたかく、ロマンチックで、切なく・・・


私は子供の頃からずっとそうだったのですが、実は

歌詞はとてもとても辛い気持ちを綴ったのだというのを

NHKの番組を観てあらためて気づいて衝撃を受けたのです。


実はこの歌詞、もちろん英語のほうですけど

ひとつのフレーズがとても長いことが特徴です。

歌詞のおおまかな意味ですが、ここに出てくる【僕】

が花嫁が結婚式にやってこなかったことで絶望している

心の内を表現したのが前半。

後半は、【僕】の父、そして母が亡くなったときの

辛い気持ちを表現したものです。

・・・それで私のお話したいことはまだ何も話して

いないのですが、せっかくなので原曲の歌詞と

和訳をフレーズごとに並べてみました。

※和訳は以下の2つのサイトから引用させていただきました。
引用元
http://pippupgii.blog.so-net.ne.jp/2007-06-15
http://q.hatena.ne.jp/1114250397

1


2


3


4


5


6


7


8


9


10


11


いかがでしょうか?

哀しい歌なのです、本当は。

メロディの美しさ、優しさとあまりにかけ離れている

わけですが、それゆえになおさら切なさが締め付けてきます。


私は、アローン・アゲインの歌詞を何度も何度も

聴いているうちに、ひとつのことを連想しました。

主に歌詞の前半の一部と、後半全部に関係します。



これは・・・


私のよく知っているある女性がその昔

孤独な環境に突き落とされたとき、

そしてそこから

自分がしっかりしなきゃ!

と強い気持ちへ切り替えて

自分を叱っていかざるを得なかったとき、

そしてその後、彼女の人生に起こったことと

それを受け止めたときの気持ちがまさに

こうではなかったのではないだろうか、と。

こんなふうに孤独で辛い気分に晒されていたのでは

ないだろうかと、そう感じたのです。


そう思い至ったとき、この曲の本当の優しさが

胸の奥に届いて、そして

今まで知っていた以上に身近に切なく

愛しく感じられたのです。


ある女性ってだれ?

って聞くまでもないことですね。

そしてその女性は、もはや独りぽっちではありません。