金箔の練習は緊迫! | 針1本からはじめられる やさしい手彫りガラス工芸/ヨーロッパ貴族に愛された大人クラフト グラスリッツェン教室 千葉・船橋・流山・青山

針1本からはじめられる やさしい手彫りガラス工芸/ヨーロッパ貴族に愛された大人クラフト グラスリッツェン教室 千葉・船橋・流山・青山

かつてヨーロッパ貴族の間で愛された、グラスリッツェン。
熱も・機械もつかわない♪
食卓で出来る、ちょっと素敵な大人クラフトです。
完成した作品は世界にひとつのオリジナル、プレゼントにも喜ばれます。

世界にたったひとつのガラスアート
「じぶんでやさしく彫れる」を
お伝えしています。

工房Sorriso,木下浩子です。

本日は、金繕いのお稽古。

一年越しの貝に、
ようやく金箔を貼る日がやってまいりました!

えー、一年越しとはどう言う事かと申しますと
はまぐりというのは手に入りやすい時期というのがあって
お正月、またはひな祭りの季節に
魚やさんの店頭に並びます。
一般的にこの時期以外は、難しいらしいですよ。
(築地とか魚市場に行けば別なのかも知れませんが)


買った貝を水に浸して柔らかくした後
蝶番をはずし、皮を削り落としてお掃除して
表面を磨いておきます。

内側に金箔を貼れば
なんとも美しい、貝合わせの完成です。

金箔の貝

そして今日は、いよいよ金箔を貼る日~
なのでした。

エアコンを止め、蒔き筆やら箔挟みやら
すべて準備万端整えてからの緊張の一瞬。

弁柄を塗った貝に、金箔をふわりと掛けるのですが・・・
見事失敗。
箔挟みでつかみ、貝の上に乗せようとした瞬間
金箔がクシャクシャとなってしまいました。

すんごく難しい!

なんとか持ち直して、結果的には一応は貼れましたけれど。
ドキドキしますね~。

でも、何かいいです。このドキドキワクワク感が。

ガラスに彫るっていうのも
初めての時は、きっとドキドキなんでしょうけれど。
今度、初心を思い出すために
初めての方に「ドキドキした?」って
聞いてみましょう。


この金箔を貼るという練習は、いずれガラスに
金や銀などの模様を入れる時に応用できると思うのです。
グラスリッツェンと組み合わせたら、
お祝いのグラスなどが華やかになりますから
ぜひともマスターしたいなと、思っています。

この貝は、2週間後に真綿で磨きます。
1ヶ月したら器として使えるんですって。
今年のひな祭りには間に合いませんでした。