満場のYAMAHAホール、ご来場ありがとうございました | クラシックギタリスト・宮下祥子 公式ブログ

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クラシックギタリスト宮下祥子(みやしたさちこ)が日々の出来事など綴る一言ブログです。

333席がほぼ満席になりました。
3月3日、YAMAHAホールヘ
ご来場くださいました皆様、
 誠にありがとうございましたおねがい




満席のホールというのは
特別な空気があります。

ホール内がお客様との親密な空気で
満たされ、
ぐっとこちらに迫ってくるような。

たいへん幸せな時間でした。

YAMAHAホールの
素晴らしい音響効果により
19世紀ギターが大変よく
響いてくれました。

また、休憩後のモダンギターも
最高に調子よく鳴りました。

二種類のギターの響きの違いは
十分お楽しみ頂けたのでは
ないでしょうか。

19世紀ギターの演奏については
まだまだ研究の余地があり、
コンサートの録音を聴いてみたのですが
自分が目指す世界や表現にとどきかけた
ところ、という出来でした。
これからも突き詰めて行きます。

バイオリンとの共演のときだけ、
PAを入れて頂きました。
でも、入っているかいないか程度の
 絶妙なバランスで、
YAMAHAホールの音響さん
素晴らしい仕事を
してくださいました。


共演のアテフ・ハリムさん、
タンゴの歴史、は初めての
レパートリーだそうです。

ピアソラは、
ギターのために作品を書いていることも
あり、
クレーメルやヨーヨーマが
ピアソラを演奏して
クラシック界でピアソラが流行る
その前から
ギタリストにとっては馴染みのある
作曲家でした。

また、ギターという楽器は
実に様々なスタイルの音楽を演奏する
ので
ジャンルの垣根が低い、のです。

ギタリストは、
他のクラシックの楽器の奏者より
いろんな音楽やリズムに接する
機会が多いといえます。

はじめてタンゴの歴史に取り組んで
下さったハリムさん、
最後まで熱心に誠実にお付き合い
くださいました。
とても感謝しています。

このたび、自主公演 でした。
依頼を受けて演奏するのがほとんどですが、
年に一度は自主公演を開いていくつもりです。 

ギターを初めてお聴きになった方も
沢山いらしたことと思いますが、

しーんと 静まりかえった 中で
真剣に聴いてくださいました。
また、会場の空気(雰囲気)が温かかったです。

このコンサートのために
準備の段階から
多くの方にお世話になりました。

本当にありがとうございました。

 当日は、
 遠くは、マニラから

札幌から、大阪から、
舞鶴から、愛知から、岩手から、
などなど

かけつけて下さった 方もいます。

写真がまだ一枚も手元になく
入手しましたら
当日の様子をアップしますウインク



沢山のプレゼント、お花、
ありがとうございました。
大きなキャリーと段ボールに詰めて
自宅に送りました。

コンサート前日から
歌舞伎座のそばに泊まりました。

 歌舞伎座



自分を元気付けるために
水戸から木村屋さんの和菓子も
持ち込みました。


これのお陰もあり、
頑張れましたニコニコ