台風を喜ぶ人々 | "THE COVE" 反捕鯨運動の実態

台風を喜ぶ人々

こうした画像をアップする事は、良くない事なのかもしれないと、かなり迷いました。
しかし、残念だけど、こういう人たちが実在するという事を見てもらう必要が
あるのかもしれないと、
私、陸Riku個人の判断でここに載せました。

価値観の違いがあるにせよ、災害を喜んでほしくはなかった。
残念です。
本当に残念です。

つい最近、アメリカにハリケーンが上陸した事は記憶に新しいと思います。
人は誰でも、災害の被災者になる可能性があるという事を
これらの人々は考えていないのでしょう。

いや、正確にいえば、自分たちの周囲に災害がおきても、
それは「偶然の出来事」であり、
捕鯨やイルカ漁に関係ある地域で災害がおきれば「カルマ Karma」。
彼らの脳内では、そういう事になるようです。

こうしたコメントを見るたびに、私は考えこんでしまいます。
彼らの言い分が傲慢なのは明白ですが
(太地のイルカ漁に関していえば、絶滅危惧種ではないこと。イルカ漁によって
 イルカが絶滅の危惧にさらされている状況ではないこと。
 なおかつ、日本の領海で行われている事なので、外国人が指図する権利は無い)
とにかく、捕鯨やイルカ漁に反対する人数が多いという事。
インターネットでも、
「こんな事で野蛮人扱いされるのはイヤだし、関わりたくないから、
 捕鯨やイルカ漁をやめよう」
という趣旨の日本人のコメントを時々見かけます。
そう思いたくなる気持ちもわかるのです。

なぜか? 鯨を食べる習慣がある国の方が食べる国よりも圧倒的に少ないからです。
それら、鯨を食べない多数派の人々が国を越えて集結し、
シーシェパードを応援する。そして、寄付をする。
さらに、それがビジネスになる、と、悪循環です。


しかし、私は他人の災害を喜ぶ人間を許す事が出来ません。
3月の大震災の時、被災地の方々の善意で命からがら帰国したあのシーシェパードの一行。

        3月11日、シーシェパードは岩手にいた

        3月11日、シーシェパードは岩手にいた ~追伸~


 あの事を思い出すと、ふつふつと心の中に怒りが湧いてくるのです。
 



英語辞書サイト http://eow.alc.co.jp/karma/UTF-8/?ref=sa より

karuma     1.《仏教》カルマ、業、宿命
          2.〔善い・悪い行いに対する〕報い
          3.雰囲気◆人、場所、物から発する特徴的な


これらはすべてFaceBook内のコメントです



$"THE COVE" 反捕鯨運動の実<br />態

                     俺は津波と大地震が好き



https://www.facebook.com/captpaulwatson/posts/278223608871117

http://www.seashepherd.org/commentary-and-editorials/2011/09/02/divine-wind-buys-time-for-dolphins-in-taiji-483

 「神風が太地のイルカのために時間を稼いでくれている」、
  ワトソンは、たぶん、神が少しでもイルカが殺されるのを遅らせようとしてくれている、と
  意味の事を言いたいのでしょう。


 それに対する支持者たちのコメント

    「すばらしい知らせだ !」
    「カルマだ」
    「神よ、ありがとう」
    「日本人は目をさます必要がある。カルマはすでに動いているのに
     やつらは、わかってない」
    
      など・・・。

人間に価値観の違いがあるのは当たり前の事で、
いくら自分の考えに沿わないからといって
相手とその周囲に大きな災いが起きる事を期待するような人々と
まともな話し合いなど、成立しません。


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                                     陸Riku