駆け込みで観に行ってきた。
会期も駆け込みなら、行った時間も4時半と閉場ぎりぎり。
彼女の「フェアリー・テール」は大好き。
おとぎ話は幼いころにたくさん読んだ。
冷静に考えると、白雪姫も赤ずきんも、老いや死が織り込まれた不思議な話だ。
少女の中の独特な残酷さが自分の中にあるものとふと交差する。
特にガルシア・マルケスの「エレンディラ」は、あの不思議な世界がやなぎさんの作品とマッチしている。
何よりも自分の中の「エレンディラ」像と重なるのがうれしい。
今まで自分の年老いた姿など想像したことはなかったけれど「マイ・グランド・マザーズ」の個性的な女性達を観ていると、私もちょっとあれこれと考えてみたくなる。
ひょっこり莫大な遺産でも入ったら、若いアーティストのパトロンになるのもいいな。
また、神様が有り余るほどのエナジーを与えてくれるのなら、すごいヒーラーになって、あらゆるお金持ちを顧客にして、世界中を飛び回ってヒーリングするのもかっこいい。
そしてそれで稼いだお金で学校や病院を創るのもいいな。
あの写真のなかのmiwaさんは、ひょっとしてやなぎさんご自身かな・・と思った。
老後が楽しみだなんて思ったことはなかったけれど、こうやっていろんな自分を浮かべながらワクワクして年を重ねるのもありだな。
いろんな意味でかっこいい展覧会 。
そして国立国際のエントランスにトらやんが・・。
私の水都大阪 のはじまりはじまり。