妊娠判定後の記事になりますので、
興味のない方はスルーして下さい。







先月、女の子を出産しました。

逆子が治らなかったために自動的に帝王切開となりました。

私の子宮の状態では、帝王切開で出産するのが安心、安全。

子宮内膜そうは手術を13回も受け続けた影響で
胎盤癒着しているだろうと言われていました。

自然分娩で出産した場合、
癒着のせいで大量出血の可能性が高い、
うまくはがれないことによる子宮摘出のリスクを説明されました。

いつ陣痛がくるのだろう、破水は見わけがつくのか?
夫がいない1人の時に産気づいたらどうしようなどと
心配症がどんどんひどくなっていたので、予定通りの出産は
私には好都合の話でした。

もちろん、帝王切開とはいえ、お腹を切る事に抵抗はありました。
傷が残るのは私にとってはどーでもいい事ですが、
痛みはどんなものかと(さまざまな意見があってとうぶん痛むと聞いたり)
腰椎麻酔での手術は本当に怖くて、たえられるのかと・・・。

手術中もすったもんだはありましたけれど、無事に出産しました。

胎盤は予定通り、しっかり癒着していました。
出産後、「ああ、やっぱりかなり癒着してるね」という
主治医の声が聞こえ20~30分間をかけて癒着をはがしました。、
途中から意識が遠のいていくのを感じ始めました。
思ったより出血量が多かったようです(2.2リットル)
出血した血を吸引している「ずぼぼぼぼー」という音がいまだに耳に残って気持ち悪いです。
本来なら2リットルを超えた時点で輸血予定ですが、そのまま続行。
術後、さほど貧血にならなかったのは、
妊娠中も貧血を一度も指摘されなかったからだと思います。
(ホウレンソウや小松菜、鉄分サプリをとり続けてよかった)


子宮をあけたのだから、
病理診断にだしてもらうように頼んだのですが、
出産時にとる場所(胎盤など)と子宮がんの診断に使う場所が違うとの事で、
私が欲しい病理結果はもらえないようです。

無事に出産を終え、安心感にひたっているところに、主治医がやってきて、
「授乳期間が終わったら子宮摘出をするように」との事。
ああ、また。その話(子宮摘出うんぬん)

100回とまでは言わないけど、それぐらいの回数は言われている話。
このタイミングでその話?と思いましたが、
このタイミングで釘をさしておかないと言うチャンスがないし、私自身、聞く耳を持たないでしょう。

今までは不妊治療を続けるためにきちんと定期検査を受ける必要がありました。
(じゃないと不妊治療を受けさせてもらえなかった)

これからは、自分の事は後回しになるから定期検査を受けるの忘れそう。
それではダメ。

きちんと意識しておかないといけない。
病気からは逃げられない、わかってるけど、なんだか悔しい。


新年早々、出遅れてしまいました。

今年もよろしくお願いします。


去年は、本当にいろんな事があった年でした。

色々と考える事が多い毎日でした。


私にできる事は、今を精一杯生きる事だと思っています。

今年も1年、地味でもいい、丁寧に生きていけたらと思っています。


こんな私のブログでものぞいて下さる方、

仲良くしてくださるアメ友さん、感謝しています。たくさん助けられました。

今年も引き続き、仲良くさせていただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。




空を見上げて いつかこの手に 子宮がんに負けない

我が家の年越し


今年は大掃除もせず、大晦日はカレー&年越しそばで

ひっそりとした年越しを迎えました。

結婚以来、元旦は夫の実家へ挨拶なのですが、

今年はそれもなく・・・。

おせちも買っていないので、

冷蔵庫の残り物でお好み焼きをしました。

我が家のお正月はどこに行ったのでしょう?(笑)


結婚してから、毎年、干支の置物を玄関に飾っています。

辰年は一巡したので、12年前のものと今年のもの。

なので、2匹対4匹(辰って匹と数えるのかな?)


置物を見て、元旦早々のだんな様の一言。

「結婚生活、よく続いたよね~」です。

お互い様です(笑)

あれだけ注意してねと言っていたのに、

だんな様が風邪をひいた。

本人は、ちょっと鼻がつまっているだけというけど、

5分に一回は鼻をかんでいるし、咳も続いている。

それでも「ちょっと鼻がつまってるぐらいだよ~」なんて言ってる

(それは完全に風邪です)


先週あたりから、急に寒くなってきているというのに、

家では、なぜか裸足。

部屋が寒くてもちゃんちゃんこを着ない、

かたくなに暖房をつけるのを拒否(だんな様の部屋)

(もちろん、私のテリトリーは暖房ON)


仕事に出かけるのに真冬用のコートを勧めても、

薄めのコート(お気に入り)を羽織って出かけるし、

マスクなんてする気はさらさらない。


もっとひどいのは、休みの日の格好。

着ぶくれたくないのか、はたから見てるのが寒いほど薄着。

マフラーは一度もしないし、手袋もここ十年、一度もない。


風邪をひかれては困るので、口をすっぱくして言っても、

「俺は風邪ひかないから大丈夫!」と、断言。


うちのだんな様、この根拠のない断言をする時、たちが悪い。

聞く耳、持たずって感じになって、頑固。


で、結局(案の定)、風邪ひいて、今頃になって暖房をつけはじめました。

私の顔を見たら

「風邪ましになったみたい、もう大丈夫」と言うのですが、

完全な鼻声で咳をしながら言われても・・・・・。


身近に敵がいました。 

風邪、うつりませんように・・・。


そういえば、先日行った病院に、

風邪ひいた妊婦さんが数名(看護婦さんも1人いた!)いてびっくり。

思わず狭い待合室をあっちへこっちと逃げてしまいました。

(風邪ひいてない私、マスクをして防御。ムダな抵抗?)


気をつけていてもひいてしまうのが、風邪。

こう寒いと仕方ないとは思いますが、

せめて、だんな様には気をつけて欲しいものです。



今日はクリスマスイブですね。

ホワイトクリスマスになるかも~とニュースで

いわれていますが、まったくそんな気配のない大阪です。

風は冷たいですが、いいお天気。

我が家は特にクリスマスイブ、クリスマス、特に予定はありません。

たいてい、ツリーをはしごしてまで、見に行ったり、

フレンチを食べに行くのが定番なのですが、それも無し(さみしー)


だんな様に、

「クリスマスプレゼント、何が欲しい?」と聞くと、「別にいらん」との答え。

(いやいやいや・・・。それで終わり?逆に欲しい物は?って聞かんか―い!)

↑私の心の声 

ということで、プレゼントも無しっぽいです(がーん)


でも、ケーキだけは死守しました。

8月の誕生日にケーキを何度かおねだりしたけど、

結局、だんな様は買ってきてくれず・・・(いまだに根に持っている私・・・。)


イベントがあると何かせずにおれない私なので、

せめてもと、クリスマス気分を味わいにちょこっと出かけたのが、

スイスホテルでのアフタヌーンティセットでお茶。


空を見上げて いつかこの手に 子宮がんに負けない

たまにしか会えなくなった親友となので奮発しました。

これで二人前。ティーポット入りのお茶付きで一人2700円ほど。

ゆったりソファーに座りこんで、しゃべり続けて、3時間。

(ピアノとバイオリンの生演奏なんて聞いちゃいない・・・。)

空を見上げて いつかこの手に 子宮がんに負けない

ロビーのツリー 今年、家のツリー以外で見たのはこれだけ。

空を見上げて いつかこの手に 子宮がんに負けない

さらにロビー横の1メートルはあるお菓子の家。

家に持って帰りたいほど、可愛かったです。


ちょっぴり寒いクリスマスイブ&クリスマスですが、

風邪をひかれませんように、みなさん楽しんで下さいね~。



妊娠判定後の記事になります。

(タイトルの前に★がついているものはすべてそうです)





めそめそしてて、弱音をはいています。

気分を悪くされる事もあると思いますので、

スルーでお願いします。




先日、我が家に寄ってくれた久しぶりに会った友人が一言。

「顔色が悪いけど、病気はどうなの?」と。


現在、妊娠9ヶ月目にはいりました。

なんとかここまでこれました。

正直、今は、自分の病気の事は全然考えていません。

ベビーに影響がなければ、考える必要がないというか、

考えてもいまさら何もできないからです。

どうなっているのかさえ、確認することはできません。

検査はおろか治療もできません。病気の事は今はいいのです。



妊娠初期に大量出血し、流産する可能性が高かったのですが、

数ヶ月間の自宅安静、その後もできるだけおとなしくしていたので

入院することなく、無事にここまでこれました。


とても恵まれている。それはわかっているはずなのに・・・・・。



なんとか流産をまぬがれ、少しずつ成長していくのを見ていても、

心から喜べない、安心できない自分がいます。

病気の事もありますが、本当に無事に産まれてきてくれるのか・・・。

安定期にはいっても、その気持ちは変わらず、涙がでそうになります。


ちょっとした事で不安を感じ、次の検診日を待たずに、

何度も病院にかけこんでしまいました。

その時は安心するのですが、翌日には不安になって・・・。


「せっかくのマタニティライフ、楽しんでね」

と声をかけられますが、顔で笑って心で泣いて・・・。


「ホルモンバランスのせいで、マタニティブルー?」とも言われますが、

子宮がんの治療で高用量のホルモン剤を飲み続けてきた時の方が、

情緒不安定でした(自分の心をコントロールできませんでした)


今までの病気の経緯をふまえて、

胎盤癒着や胎盤剥離のリスクを何度も説明された事、

それだけでなく、

へその緒が巻きついてしまい、成長を止めてしまった、

出産時の事故の話などをたまたま目にする事があり、

不安な気持ちは大きくなるばかり…。



私がここまでこれたのは奇跡としか言いようがありません。

あとは無事に産まれてきてくれる、

ただそれだけを信じ祈るだけなのに・・・。



「覚悟してます!」なんて、啖呵きったのに、情けないです。