ブログを書く理由 | AOZORA NIKKI

ブログを書く理由

今日は、私がココの療育についてブログに書く理由を、書きとめておきたいと思います。

私はココがアンジェルマンだとわかったとき、なにをしてやればいいのかわからなかったのが、いちばんつらかったのです。
だって、可愛い娘に「最重度の障害があります」って言われて
「なおりませんよ」って言われたら、まずは立ち尽くしちゃいますよね。

体にもしょうがいがあるし、言葉はしゃべることができない。
でも、喜怒哀楽はたくさんあり、人が好き。
言われてることはけっこう分かってる。

将来、伝えたいことの伝えるすべがあまりなくてうまく伝わらなかったり、
わかってるのにわかっていないと思われたりしたら
本人は悲しい思いをすることもあるんじゃないかなと思ったりしました。

ココがアンジェルマンなことを受け入れてないから療育するのではなく
ココがココらしくいるために、
ココが自信をもって生きていけるように
将来のQOLがあがるように。
そう思って療育をしています。

健常なお兄ちゃんにだって勉強させます。
それは、将来自分らしく、好きなことを仕事にして、生き生きと生きていってほしいから。
それといっしょです。
ココがココの力を発揮して、ココらしく幸せに生きていくために。
親である私が死んでも、自分の思いを他者に伝える力を持って、生きていけるように。
それって、おやのつとめなんじゃないかなって。
子どもには学ぶ権利があり、親には義務がある。
それは、どんな子でもおんなじでしょって。

私は元編集者で、仕事柄、いろいろ調べものしたり、実践するのが得意です。
いろんな人に会うのも好きだし、人と話してるといつのまにか取材モードになっちゃいます。
先日まで転職活動をしていて、面接もいっぱいしましたが、なんだか最後にはこっちがいろいろ質問しちゃって、逆面接みたいになっちゃってることもしばしばでした。
だから、療育についてもいろいろ調べたくなり
「自閉症ではこういう療育してて、ココのところはココにも応用できそうだ」「ダウン症のこの療育のこのあたりは応用できそうだ」「この教材はこう工夫すると、使えそうだ」「アメリカの療育って同なんだろう?youtubeでみたこの療育、取り入れてみよう」とか、っていうのも、仕事柄くるくる考えちゃって、考え付くとやってみたくなっちゃう。
もちろん、よい先生に出会って得たものもいっぱいある。
それを独り占めしてるのは性に合わないし、いいなとおもったものはシェアしたい。


最初のころの私みたいに「どうしたらいいかわからない」から絶望したりしないでほしいな。
なにをやってきたのか、先にやってきた人の過程が残ってたら知りたい人もいるなら、その参考にしてもらえたらいいな。
こんな風にたのしく学んでる子もいるよ。
そんな様子を、知りたいなと思った人が、見ることができたらいいなと思ったのです。

私にとってココは、かわいくてかわいくて、かけがえのない娘です。
家にココがいると、ぱっと明るく楽しくなります。

療育だけじゃなくて、そういうことも伝えられたらなと思って、
ブログを書いています。
よんでくれた人のこころが明るくなるようなブログになってたらいいなと、いつも思っています。