東京ミッドタウンのこだわりのBAL、コルクルムさんで、限定10食の合鴨のハンバーグを頂きながら
フードコンサルタントの岩田都さんと
伊豆の天城高原の鹿肉や猪肉などの今流行りのジビエ肉を販売する浦上さんと
「ジビエ肉販路開拓作戦会議」
話をしてるうちにも、「『鹿肉』食べてみたい~」
牛、豚、鶏肉には飽きてるかも。
食べてみたい方、メニューに取り入れてみたい方、ご準備できますよ~
さて、
ちょっと前に、さくらインターネットのレンタルサーバーで、モリサワのWebフォントが無料で利用できるようになったことが話題になりました。
モリサワのフォントと言えば、
特に明朝体など美しいフォントが有名で
デザイナーなら誰しも知っているフォントです。
ただ、利用料が高い~
ライセンス料が毎年、かなりの金額かかるのです。
それが、さくらインターネットサーバー利用者なら、
利用料無料でウェブフォントとして使える!というと、
デザイナーであればみな浮き足立つニュースです。
「ウェブフォントって何?」
という方のために、ちょっと解説。
普通は、文章などの表示は、見る人のパソコンやスマホに入っているフォントで表示さるます。
なので、
文章などテキスト文字として表示される部分は、いくらおしゃれに見せたくても見る人の環境に、そのおしゃれなフォントのデータが入っていなければ、あるふで表示されます。
これがなければこれ、それもなければこれ、という風に、
第二候補、第三候補に指定されたフォントで表示されてしまうことになるんです。
どうしても、このおしゃれなフォントで表示させたいとなると
これまでは文章を画像にして表示させるしかありませんでした。
そのデメリットとして、
・検索対策しづらくなる
・文章の修正が面倒、
などがありました。
そこで、「ウェブフォント」という新しい技術の登場です。
デザインにこだわったサイトを作りたいデザイナーさんや事業者さんには
支持する声が高いです。
ネット上の別のところに置いたフォントのデータを使って表示させるので
表示が遅くなるのが難点。
ちょっとくらい、表示が遅くなっても
おしゃれなほうがいいじゃん!
というのが、デザイン重視の制作者の考え方。
でも、一方で
検索エンジン対策重視の制作者の間では
スマホでの閲覧の最適化の観点から
いかに表示速度を早くするか、
の対策に余念がない取り扱いがされていたりします。
ですから
これを知らずに「『ウェブフォント』おしゃれ~!!」
とするのは
どんなものか、と思っています。
そもそも、
ウェブフォントを使いたい理由となるほど
こだわって使いたいフォントのデザインがありますか?
おしゃれなゴシック体、
おしゃれな明朝体、
そのくらいのこだわりだったら
表示速度のデメリットを抱えてまで
ウェブフォントを使う理由はないのでは?
ちょっと前なら
Windowsのパソコンに入っているフォントのデザインは、どうもダサくて、
それに耐えられないMac使いのデザイナーさんがウェブフォントを薦める、
という背景があったかも。
でも、
Window10になってから、標準で入ってくる游ゴシックタイプ、游明朝体はなかなかおしゃれです。
それで十分おしゃれな感じになります。
いやいや、でも、モリサワフォントにかなわないよ、
という意見もあるかも。
でもね。
そこまでサイトのイメージ作りにモリサワフォントに使いたいフォントがあれば、逆にウェブフォントとしてだけでなく
画像で作るバナーなんかでもそのフォント使いたいですよね。
でも、
さくらインターネットサーバーで提供されているのは
ウェブフォントとしての利用のみ。
結局、画像ソフトやパンフレットなどの中でそのフォントを使いたいなら
モリサワフォントのライセンス契約をすることになるのです。
今回のさくらインターネットとモリサワフォントとのコラボは
両者にとってはどちらにもメリットの大きい素晴らしい、コラボレーション。
でも、
利用者の立場としては
冷静に判断したほうがいいと思ってます。