専門の知識よりも、コミュニケーション能力のある人を求む! | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 専門の知識よりも、コミュニケーション能力のある人を求む!

こんにちは。三浦真弓です。

先日、長女の高校の進路説明会に行ってきました。

ほとんどの生徒が大学進学希望の高校です。

先輩方の進路先の説明があった後で、

「では、大学を卒業した後は?」

というお話もありました。

その中で、企業が大学生に求める力という資料もありました。

それによると、企業が大学生に求める力で一番多かったのは、

「コミュニケーション能力」

でした。

90%近い数字だったと思います。

専門力とか、知識的なことは、ずいぶんデータの中でも下の方でした。

つまり、頭がよいだけの人は、企業はいらないってことなんですねー。

例えば、めちゃくちゃ頭がよくて、みんなに

「末は博士か大臣か!」

なんて言われている子どもがいるとします。

(今は、そんな言葉すらないかも…(笑))

博士も、大臣も、自分一人でなにかことを成し遂げるわけにはいかないですよね。

研究するのなら、研究を支えてくれるスタッフとのやり取りがあります。

また、、いまでは、産学共同なんてこともいわれますので、研究の成果を産業で生かすには?となると、産業界とのやりとりもあります。

やり取りの得意なスタッフに手伝ってもらうとしても、そのスタッフとのやりとりがあります。

周りの方々とコミュニケーションをとることができるって、大切ですよね。

コミュニケーションって、私の場合は、言葉や思いやりのやり取り。キャッチボールのようなものとして、使っています。

(場合によっては、上から下に意見を流して、それが滞りなく流れているからコミュニケーションがとれているって思っている方もあるみたいですねー。)

これから社会に出ていく子どもたち、よりよいコミュニケーションがとれるようになってほしいと思います。

その前に、お母さま、お父さまは、大丈夫ですか?

自分のコミュニケーションの取り方、どうなんでしょうね?

子どもは小さければ小さいほど、周りの大人の行動の特徴をマネして行動することが多いものです。

自分のコミュニケーションの取り方、確認しにいらしてくださいね。