魅惑のラストノート。 | ミタクエ・オヤシン

ミタクエ・オヤシン

【ミタクエ・オヤシン】はアメリカ・インディアン、ラコタ族の「私に繋がる全ての存在」と言う意味です。

カネボウ化粧品のミラノコレクション。

一年に一度、予約販売される限定品です。

 

 

カネボウ化粧品のミラノコレクションには、フェースアップパウダー、オールドパルファム、ボディパウダーの3種類があって、フェースは12月の販売、パルファムは11月の販売になります。

ボディは6月の販売なので、ほとんど気にしていないのでありますが…。

 

今の時期は資生堂でも同じように年に一度の予約販売されている、数量限定の『スノービューティー』と言うスキンケアパウダーがあります。

美白を目的としたパウダーで、寝ている時にも付けて良いお品です。

 

ミラノコレクションは、2003年に販売された、『慈しみの女神(フェースアップパウダー)』を購入したことがあります。

楕円形の美しい金色のコンパクト・ケースが特徴で、手に持っているだけで幸せな気持ちになれるような、Happy最強グッズであります。

 

今年はすでに資生堂のスノービューティーを予約しているので、ミラノコレクションは関係ないかなぁ…とか思って居たのだけれど…イチコロにやられました。

 

(★画像の説明では、香りの深みを感じられないのが残念であります。。。興味のある方は、カネボウ化粧品のカウンターへGO~!してくださいね。パルファムは毎年調合が変わります。)

 

フェースパウダーは元より…今年のパルファムがですね、ラストノートでサンダルウッド(白檀)やホワイトムスクに変わる香りなのであります。

トップノートはシトラス系なので、最初に香りをムエットで嗅がせて頂いた時には、全く食いつかなかったワタクシ。

美容部員の方にメイクアップのご指南を受けている間、パルファムがミドル~ラストノートに変化する流れの中で、激しく食いついてしまったのでありました…😍

 

ミドルノートはローズなどのフラワー系なので、柔らかく香りが膨らむのです。

そして特徴的なのがラストノートで、やや濃厚なサンダルウッド、ホワイトムスクに変化するので、アニマリック系の香りが大好きなワタクシを落とすには、赤子の手をひねるかの如く…、お茶の子さいさいだったのでありました。

 

やるな…カネボウ。

 

と言うわけで、パルファム、ご予約してしまいましたことよ、おほほ。

 

贅沢品なのだけれども、これはどうにも妥協出来ません。

香りの好みに関しては、全くと言って良いほどぶれないのであります。
 

最初に好きになった香りが、ギラロッシュのフィジーでした。

その後は、シャネルの19番です。

シャネルの19番は、ラストノートでムスク、サンダルウッドに広がっていくので、今回のミラノコレクション・パルファムに釘付けになるのは、当たり前なのでしょうね。

 

子供の頃、本当に憧れた職業が調香師でした。

どうやったら調香師になれるのか、フランス大使館に電話して聞いたことがあります。

小学校4年生の時でした。

フランスに留学して勉強するのが一番良い方法ですと聞かされて、遥か遠い夢を叶えるには、ビンボーなお家の子には無理…と子供心に悟った経緯がありましたね~。

その後、現実的な夢になったのが看護師だったのですが、こちらも様々な経緯があって諦めてしまった夢です。

 

叶えられなかった夢と好きな香りは、リンクするような感覚があります。

 

5年前の私だったら、その感覚はほろ苦いのでしょうが、今はもっと違う感覚です。

子供の頃の夢を叶えられなくても、生きて居られる今日一日を感謝出来る自分が誇らしいと思えるようになりました。

 

それでイイのだ!と胸を張って言える自分が居ます。

 

5年前の今日、手術をしました。

生きられる筈も無かったであろう自分が、今も元気で生きて居られます。

沢山の方に支えられて、生きることの喜びを味わって居ます。