第33回全国ジュニア英語スピーチコンテスト決勝大会を見に行きました | 韓国語 英語トリリンガル♪楽習ブログ

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元フリーの英語・韓国語講師, 「なぞなぞ英語」編著者のブログです。最近はK-Pop のTWICE WEEEKLY STAYC aespa そして人気ユーチューバー歌手 J.Fla の応援ブログ的な性格が強くなってます 歌の歌詞やドラマの台詞、ジョーク、ことわざなどは必ず語学力アップに役立ちますよ!


英語:韓国語―稲城のSONNY-第33回全国ジュニア英語スピーチコンテスト


昨日は待ちに待った(?)全国ジュニア英語スピーチコンテスト決勝大会の日でした。残念ながら、僕の教室からは出場させられませませんでしたが、来年の参考にするために観覧することにしました。


小学生の部は暗誦発表です。14名が出場。


僕のスクールから出場した生徒と同じ、ヘレン・ケラーを題材にした "Miracle at the Water Pump" を発表したのは東日本大会で優秀賞だった神奈川県のステップワールドEducare本牧和田教室 新貝さんだけでした。


「アラジンと魔法のランプ」が6人、「ハンナとフランスのパン屋さん」が4人でほとんどを占め、トキのお話が2人、そしてスポーツマンシップの話が1人。


台詞が入っている作品の方がやっぱり表現力を発揮し易いのでしょうね。少数派のヘレン・ケラートキには台詞がひとつもありません。次回は台詞ものが狙い目ですか。


英語の発音には一部問題がありました。やはりTHV/Fの発音が全体的に弱いと感じました。しかし、その他はほぼ完璧で、とにかくしっかり通じる英語です。イントネーションや表現力がそれらを打ち消すほど素晴らしかったと思います。全国の決勝大会なので、当然といえば当然ですが。


僕には最後にアラジンを発表した山口教室吉松君が表現力でとても他を圧倒しているという印象でしたが、優秀賞に輝きました。同じく山口教室アラジンを発表した吉田さんが最優秀賞でした。


中学生の部はオリジナルの内容で、歴史、戦争、文化、個性など幅広いトピックで自分の経験を中心に展開する心揺さぶるスピーチでした。


そんな中で、東日本ブロック大会で優勝した東京の荻窪教室 奈良さんは、"Are You Yourself?(あなたは自分自身でいますか)" というタイトルで、中学に入学したときクラスでいじめに遭って、演劇部の活動を通して克服していった話でした。最後の方で感極まり涙を流して泣きながらも最後までしっかり完遂しました。自分がつらい思いをした内容だったので、その記憶が脳裏を掠めてのことだったのでしょう。正に全身全霊を込めたスピーチになり、見事に最優秀賞に輝きました!


彼女は以前小5のときと中2のとき全国大会で優秀賞に輝き、中3の今年、やっと最優秀賞を獲れてとても嬉しいと語ってました。受賞後の本当に満足げな笑顔がとても印象的でした。本当に良かったですね。


実は東日本ブロック大会に我が稲城長沼教室 代表で奨励賞を受賞したリ君が彼女のスピーチ内容が気になって仕方なかったようなので、彼が所属する中学生クラスでこのスピーチを取り上げて内容を学習しました。ですので、とても身近に思えて、僕も内心応援していたのです。スピーチが終わって近くを通りがかったときに「とても良かったよ」と声をかけそうになりましたが、驚かせてはいけないと思い、いや、勇気が無かったんでしょう、声はかけられませんでした。


他にもオーストラリアのエアーズロックのお話、太平洋戦争中サイパンで行われた戦闘のお話、沖縄の琉球舞踊お話など興味深い話が多く、とても楽しめました。


ユーチューブを検索したら西日本ブロック大会の動画 が出てくる沖縄県石垣島教室浜元さんもより洗練されたスピーチを聞かせてくれました。


全国決勝大会常連の学芸大学教室 三浦さんは、2年前に小学生の部で優勝したときの音声を僕の小学生のスピーチ指導に目標とすべきスピーチとして使わせていただいたので、やはり親近感が沸いて、休憩時間中にたまたま練習しているところを通りがかったときに、「頑張って」と声をかけました。今回も立派なスピーチを聞かせてくれましたが、残念な結果でした。中3で来年も出場したらきっと最優秀賞候補でしょう。来年も競争が激しい学芸大学教室で勝ち抜いて東日本ブロック大会に最も手強い相手として立ちはだかってくるのを楽しみにしてます!


全国の最高レベルの小中学生の英語スピーチを心から楽しませていただきました。出場者の皆さん、指導講師、ご家族の皆さん、ありがとうございました。来年はきっと出場者の指導講師としてこの場に戻ってきます!