クリスマスツリーのデコレーション | Toujours avec Emma

Toujours avec Emma

2011年にフランス人ダビデくんと結婚。日本で暮らしています。
2015年に第1子Emmaを出産。
日仏ファミリーの日常。

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すっかりご無沙汰していました。
皆さんお変わりありませんか?

今日から師走に突入、街もクリスマスムードですね。
我が家もクリスマスツリーを飾りました。
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今年はダビデくんたっての希望で、クリスマスツリーにライトをつけました。
温かい雰囲気のライトに合わせてシルバーとピンクでデコレーション。
リボンのガーランドもつけて、華やかな雰囲気になりました。
過去3回の飾り付けの中ではベスト!!
部屋を暗くして、ツリーの灯りだけにすると、けっこう雰囲気があります。
ダビデ君の実家ではツリーのほかに南仏名物のサントン人形をたくさん飾っています。
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サントン人形とは粘土で作られる小さなお人形です。
今の時期にフランスに行くとマルシェ・ド・ノエルで必ず見つけることができます。
サントン人形はプロヴァンス語ではサントゥーンと発音し、「小さな聖人」を意味します。
1789年のフランス革命の頃から、作られるようになったそうです。
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その頃、教会では、ミサや宗教的行事も禁止され、キリストが生まれた様子を描いたこんな人形も飾ることできませんでした。
そのため、各家庭で、貧しい羊飼いや農民など、プロヴァンス地方で暮らす、様々な村人たちの中に、マリア様やロバ、羊などの登場人物を紛れ込ませてこっそりと飾りクリスマスのお祝いをしたそうです。
日本の隠れキリシタンみたいな時代がフランスにもあったのですねぇ…
今はもちろん堂々と馬小屋を飾っています。

ママンは毎年少しずつサントン人形を買い集め、自分で色塗りをして飾っています。
今では100体以上もあるんですよ。

私たちも少しずつクリスマスの飾りなどを集めて家族の歴史を作っていきたいと思っています。
これからの胸躍る季節、楽しい時間をお過ごしください。