フランスでの婚姻手続きについて その1 | Toujours avec Emma

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2011年にフランス人ダビデくんと結婚。日本で暮らしています。
2015年に第1子Emmaを出産。
日仏ファミリーの日常。

私たちは私が日本在住&将来日本に住むのにフランスで入籍という超面倒なことをしました。


というのも、私の家族は「結婚前の男女が一緒に住むのは許しません」という古い考えを持っていて、まぁ、私自身も『結婚前に同棲するのはちょっと…』という考えの持ち主だからです。


お友達の婚前同棲には何も思わないのですが、自分自身についてだけは婚前同棲が引っかかるのです。


なので、日本で婚姻手続をするとなると日本について早々彼にホテル暮らしをしてもらわないといけないという面倒な状況に…


ちょうど11月のパリ行のチケットも買っていたし、んじゃフランスでやりましょかという気軽な感じで最初はスタートしました。




もしかして、私たちのようにフランスでの入籍を考えている方も読んでらっしゃるかもしれないので、経験者として言わせていただきますと、時間・手間・お金に余裕がある方以外は、日本での入籍をおススメします。


手間・お金より、思い出が大事!という方にはフランス入籍はいい思い出になるのでおススメですよ!




手続きを簡単に説明しますとこんな感じです。





入籍予定日の3ヶ月前から準備スタートです。


1、フランスの市役所に必要書類リストをもらいに行く


  仏人はリストに載っている必要書類を収集


  フランス政府公認の通訳のアポを取る(人数が少ないので早めにアポを取る)


2、日本の戸籍謄本をもらい、外務省でアポスティーユを付けてもらう


3、アポスティーユ付戸籍謄本をフランスに送り、婚約者に小切手等を同封してもらって在仏日本大使館へ送る。


4、・出生証明書Acte de Naissance



 ・独身証明書Certificat de Célibat



 ・慣習証明書Certificat de Coutume



が日本大使館から送られてくる。


5、市役所の担当者のアポを取る


6、フランスへ飛ぶ


7、約束の日時に書類+αを持って、2人揃って市役所へ行く。


8、担当者が書類を確認、不備がなければ婚姻日程の相談。当日の集合時間や駐車場のチケット等をもらう→市役所前に公示される


9、いったん日本に帰り、婚姻日頃にまたフランスへ飛ぶ


10、婚姻の日時に通訳と共に市役所に出向き、婚姻手続。宣誓にouiと双方が言えば婚姻成立




どうです?面倒でしょ?


私は6、でフランスに行かなきゃいけないってのは想定外でした。


なんでも、偽装結婚防止のため新郎・新婦そろって行かなければいけないんですって。


で書類がOKだと市役所の前に公示されます。


XXYYに住むZZさんとAABBに住むCCさんが結婚します。』という内容。


これは、重婚防止のためだそうです。


双方独身証明書の提出が義務付けられているのに、なぜ?!


伝統でしょうかね?


せっかくなので、私たちの公示も記念に写真にでも撮っておきたかったのですが、彼に市役所まで行ってもらったところ見つからなかったとのこと。


「きっと古い伝統だから、あの市ではやってないんだね」なんて私もあきらめていたのですが、自分たちの婚姻手続後、市役所までお散歩したら見つけちゃいましたよ。公示!!











Sonia's Style-20120101


ピンクの掲示板なんてめちゃくちゃわかりやすいのに、ダビデくんどうして見つけられなかったんだ?!


これが公示です。




Sonia's Style-20120102




見てみたら、日本人女性とフランス人男性の公示もありましたよ。


日仏カップル多いんですね。




私自身、手探りで手続きを進めたので自分自身が疑問に思ったことなんかを今後もいくつか書き綴っていく予定です。