パパ、ごめんなさい。。。 | Toujours avec Emma

Toujours avec Emma

2011年にフランス人ダビデくんと結婚。日本で暮らしています。
2015年に第1子Emmaを出産。
日仏ファミリーの日常。

彼と付き合い始めたころに、2人で暮らしている夢をみたことがあります。

私はキッチンで料理をしていて、彼はリビングでテレビゲームをしている、そんな夢でしたハート




その夢の話を彼にしたら、「それっていい夢?」と微妙な反応。

「静かな日曜の朝って感じでいい夢じゃない?」

「君が働いてる(台所で)のに、僕が遊んでるなんて、よくない。君が働いてるときは、僕も働くよ」とうれしい言葉を言ってくれました。

(さすがフランス人だなぁ。やさしいなぁ。)とその頃は思ってました&(色々手伝ってくれるかも音譜と期待もしていました(爆)




さて、日本に彼が来日中。

私はずっと仕事を休むわけにもいかないので、朝から仕事に行っていました。

朝は私のオフィスの最寄り駅まで送ってくれてから浅草や秋葉原にでかけ、夕方は私のオフィスのビルの共有スペースにお迎えに来てくれるという、まるでヒモのような生活スタイル。

どんなに急いで仕事を終わらせても、家に着くのは19:00。それから、なるべく早くご飯を食べさせなくてはと、こっちは必死。1時間以内で夕飯の準備をします。

その間、彼が何をやっているかというと、ネット・マンガをよむ・ゴロゴロする・その日の出来事を話す&買ったものを見せに来る。。。。

ほとんど夢と一緒じゃないか!!

違いは、私がゆったり料理しているか必死で焦って料理しているかの違い。




きっと共働きママさんはわかってくださると思うのですが、効率よく料理しようと思うと段取りとか考えないといけないので、かなり頭使うじゃないですか。

そんな頭も手もフル回転のときに、「ねぇ、今日ねこれ買った~。いいでしょ!」とお土産ものやらおもちゃの刀やらを見せに来るわけです。


そーすると、「チラッ横目、ハイハイあぁ、よかったね~。今忙しいから、後でね。」

ドラマとかで見ていて、(こんなお母さんにはなるまい!)と思ってたのに、見事になってしまったぁ。。。冷

これも、早くおいしいご飯を食べさせたいという思いで必死だからなんだけど、それよりもご飯なんか遅れてもいいから、手を止めて話を聞くべきなんだろうか。。。うーん


でも、おかずは沢山の種類を用意したいし、夕飯は早めに食べないと脂肪にかわるんだよなぁ。。。

って、彼は子供ではないのでそれは、子供を持ってから考えます考える人




だんだんと彼も、料理中の私が殺気立っていることがわかってきたらしく、料理中はおとなしくネットを見ていてくれるようになりました。

結婚して子供を持った友人が「夫は長男」といっていますが、確かにそうかもしれないなぁ。

国際結婚している皆さんのご主人はいかがですか?




そして、おのずと役割分担も出来てきました。

彼のお仕事は、




・高いところにある食器を取る

・食べたお皿を流しに持っていく

・洗ったお皿をタオルで拭き、元あった場所に戻す

・ブリタのお水を補充して冷蔵庫に戻す




なんだか、小学生のお手伝いみたいですね汗

お皿はなかなか場所を覚えてくれないので、結局私が後ろから指示を出します。

彼氏の背後で仁王立ちで指示を出す彼女。。。 コワーイ((((((ノ゚⊿゚)ノ

(ちゃんと最後には『ありがとう』っていいますよ)




そして、ある日家に帰ったらブリタのお水がテーブルの上に。。。

彼は冷たいお水がすきなので、「あぁ、、、お水が冷えてない!!!ガクリととても悲しそう。

そんな彼に追い討ちをかけるように「あ~あ、誰のせいでしょう」

「僕のせいです・・・」

かわいそうな彼です。。。( ´艸`)(←これが本性。。。)




そういえば、私たちが付き合っていることをご両親にお話したとき、パパは彼に「彼女の尻にしかれないように!!」とアドバイスしたといってました、これってやっぱり私が彼を尻に引いちゃってます?

鬼嫁ですか?!

パパのご希望にそえず、ごめんなさ~い((>д<))