麻央さんのブログを読んでいます
子供さんがいるお母さん患者さんなので
共感することはたくさんあります
私が告知された時
12歳 10歳 7歳だった子供たちはとてもとても不安になってしまいました
当たり前のような日常が
壊れていくことが
子供たちに理解できる前に現実として突きつけられる
お母さんがそこにいない
お母さんが笑っていない
あの頃の私は
子供たちのことしか
考えていませんでした
子供たちに負の感情を持たせることが辛くて仕方ありませんでした
人生は”いろいろ”。できなくてもいい
http://ameblo.jp/kiminomamadeii/image-12274776416-13937683121.html
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医師として患者さんの最期
どのような治療をして
どのようなエンドステージにするか
患者さんごとに家族背景も異なり
正解はありません
70代の男性のおはなしです
元気で明るく活発な奥様
今は脳梗塞で寝たきり
食べることも飲むことも
寝返りも
できません
しかし御主人は小さな変化に喜び
毎日長い坂を自転車をひいてお見舞いに来られていました
そこにいてくれるだけでいいんです...と
なんとも優しい笑顔で30分以上奥様に話しかけ
共に過ごされていました
何もできなくても
そこにいるだけで
生きててくれるだけでいい
その気持ち
よくわかります
私は12歳の時母を亡くしました
悲しくて寂しくて
受け入れるとか受け入れないとか
そんな選択すらできず
現実の中でじっとしていました
あの時の私も思っていたと思うんです
「なんで死んじゃったの?
生きててくれればそれだけでよかったのに」
いろんな経験をしてきた今
自分が関わる方々には
その方も、その方の周りにいる大切な方々も含め
幸せな最期になるよう
医師としてそこにいたいと思います