週刊文春に私の「詐称疑惑」という記事が載りました。先だって週刊文春の記者さんより2009年のロンドン留学について取材を受けました。留学として事務所の公式プロフィールにはロンドン大学病院だと載せてあるが、正しくはFMF(Fetal Medicine Foundation) ではないかとう旨の質問をされましたが、記事にあります通り、FMFにフェローとして所属し、そちらからの派遣でロンドン大学病院で超音波技師として超音波検査に従事していました。就労ビザも取得しました。ロンドン大学病院から発行されたIDカードもあります。
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他にもキングスカレッジ病院でも超音波検査に従事していました。記事には「医療を行わなければ見学と同じで留学とは言えない」とありますが、実際に妊婦さんに日々超音波プローブを当て、結果を説明していたのでその批判は当たりません。(そのことも文春の記者さんにはお話しました。また、文春側がロンドン大学に問い合わせたとありますが、どのように質問し、どのような回答を得たのかわかりませんが、これが事実です。)私を批判するためにFMFや技師としての勤務にマイナスな印象操作をされていますが、同時にFMFへ過去や現在留学した日本人のドクターたちをも侮辱する記述であり、とても心苦しく思います。

FMFにいたのは合計で半年余りで、長い期間ではありません。FMFへの留学は通常1年以上ですが、33歳という年齢でその後の妊娠出産というライフプランを考え、半年で学ばせて欲しい旨をFMFのNicolaides教授にお話し、すでに日本で超音波経験があることなどからそれでもいいと認めてもらいました。また、事実と違う期間を述べたことはありません。

このような内容については、急な電話でしたが文春の記者さんには全てお話しました。その上で今回のような「詐称疑惑」という記事を載せられたことは疑問に感じます。

超音波や出生前検査については職場でも普通に評価してもらっていますし、私が真面目に医療に取り組んでいることは職場の人達と患者さん達には分かっていただけていることだと思いますが、記事が出たので念のため説明させていただきました。