先月「床オナ禁止!」という記事を書いたところ、「床オナって何?」という質問が多数寄せられました。
聞き慣れない単語ですよね、すみません。

床オナとは、畳や床にうつぶせになって、ペニスに体重をかけることでオーガズムに達するというマスターベーションです。

第二次性徴のころに、たまたま畳をゴロゴロ転がっていたら、「うっ」と気持ちよくなってしまい、「あの感覚をもう一度」とばかりに畳をゴロゴロ・・というのが典型的な発端。
以後、ペニスに畳の感触や重みという、女性の膣とはかけ離れた感覚を与えてオーガズムに達することを学習し、女性の膣ではイケない、

膣内射精障害

になってしまうという。

足ピンオナ、は仰向けで足先をピンと伸ばしてオーガズムに達することで、これに慣れると床オナ同様、通常のセックスで射精しにくくなります。

獨協大泌尿器科の小堀先生によれば、海外を見渡しても「膣内射精障害」というものが問題になっているのは日本だけだそう。

膣内射精障害・・つまり、セックスは出来るんだけど、いつまで経ってもイカない、女性にとってはえらい迷惑で、不妊の原因にもなるものです。

小堀先生は、「日本には畳があるせいかなあ」とおっしゃってました。

まあ古来から日本には畳があって、人口は増え続けてきた訳ですけど、今ほどおかずがなかったからなのかもしれませんし、畳はあってもプライバシーはなかったからかも知れません。

が、

「畳の上で死にたい」とか「畳の上で産むのが自然」とかいろいろと日本人のアイデンティティーを乗っけがちな畳ですが、

「畳の上でイク」

はやめたほうがいいということですね。


これで基礎から学んでください
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