北海道はすごかったなぁ!


今回の番組「あぐり王国」で、名古屋から北海道の斜里町まで行って、普通では見られない生産現場を見ることができ、また、生産者のお話を直接聞くことができたのは、大きな収穫でした。

北海道では大規模・機械化の先進農業が進んでいるとは聞いていましたが、この目で実際に見てみると…
その膨大なる畑の広さ!
そして それを素早く収穫する機械!
選別や箱詰めの機械化による作業の効率化!
収穫後 全部洗って冷やして、その後 選別をする様々な工夫!
びっくりすることばかりでした!

だからこそ、ここのニンジンは、とても新鮮で、みずみずしいんだ!
甘みがあって、ジューシー!
ニンジン色が鮮やかで きれい!
いろんな料理に使いたくなる!

今回は、僕の想像をはるかに超えた素晴らしいニンジンと、その農業を見ることができました。

農業に携わる多くの方々の努力で、このように日本の農業はどんどん発達し、みんなに野菜を届けてくれています。
だから僕はこれから、単に野菜嫌いを克服する料理を作るだけにとどまっていてはいけないと思いました。

今回のニンジンもそうなのですが、どんな食べ物でも、一つの食材が人間の口に入るまでに、いったいどれだけ多くの人の労力がかかっているのか…ということです。これはスゴイことです。
 

これからは改めて、食べ物一つ一つに感謝をし、それに携わった人々や、自然の力にも感謝をして、食事のときには、「(食材の命を)いただきます」「(材料を集めて作ってくださって)ご馳走さまでした」を忘れずに、手を合わせて言おうと思いました。

 

撮影:HBC