先週末、 隣まちから、お声がかかって、ひさしぶりに脱極。
週末ドライバーの後をくっついて、法定速度で走ったら、1㍑35kmを記録しちゃった。
自己最高記録でスコア更新。
これで、エコドライブ優等生に認定かな もう飛ばせません
長距離を走っても腹をすかせないマイカーと逆に、私は、単にハンドル握ってるだけでもお腹がすく。
エコ体質じゃないのだ。
あちこち走りまわって、体がエンストする寸前に、魚介の店「K」へ到着。
家で食べるごはんがレギュラーなら、こっちはプレミアムってかんじで。
「満タンでお願いしま~す」
ワインは、ボルドーの白とイタリアの赤、長期熟成の二本立て。
今シェフが、ワインに合わせて、料理をアレンジしてくれた。
1999年のシャトー・タルボ カイユ・ブラン(←トレビア~ン)を流し込んだあと、同じく90年代のこちら。
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ガヤ家のバルバレス子さんです。 1994年生まれの23歳。
幼いころはタンニンがバリバリのおてんば娘だったけど、今では、オトナっぽい香りになって、シルクのように滑らかに変身。 といっても、芯の強さは変わってません。
産地では、94年は決して良い年ではなかったけど、選果に力を入れたのか、ガヤ・マジックなのか、衰えは感じない。ネッビオーロの長命さには、ほんと驚かされます。
そういえば、その昔、イタリアソムリエ協会で、バルバレスコの垂直テイスティングがあって、ネッビオーロのタンニンに胃の粘膜をやられたの思い出したわ。↓
アンジェロ・ガヤは、イタリアワイン界に革命を起こした一人。
ネッビオーロをバリック熟成したり、単一畑のワインを作ったり、国際品種に挑戦して成功したり、今では誰でもやってることだけど、それらを最初に始めた偉大なる生産者だからして、その名が世界に広まるとともに、お値段も高騰して、すっかり、プレミアムに。
ネッビオーロ好きの私だけど、さすがにもう、ガヤ様の高級バルバレスコとはご縁ないかも。と、思っていただけあって、感激ひとしお。
お腹が満タンになり、お隣にいたスピネッタは、セラーに戻ってふたたび安眠。
次回の訪問時に再会なるかな。
「K」のあと、釧路の新名所ワインバー 「イーノ ドゥエ」へ、表敬訪問した。おはつー
「カゼッタ・イーノ」の2号店で、昨年暮れにオープンしたばかり。
こちらは、イタリアワインのみではなく、フランスワインもあり、シニョーラ・イーノが切り盛りしています。
カンパーイ!
ワインサーヴァーや大きなセラーも完備されて、モダンで落ち着いた空間。
ワインドクターが、セラー内のワインを問診しておりました。
二杯くらい飲んだだろうか。
でも、何を飲んだかさっぱり記憶がない
どうやって帰ったかも覚えてない。
ブッツリと途切れた記憶の再スタートは、ホテルのバスルームからだった。
頭痛・吐き気・倦怠感の三重苦でのたうち回り、朝になっても逆流はとまらない。 きもちわるー
それでも、食い意地を張って、朝ごはんを食べにいった自分は大したものだと思う。
食べたいものがたくさんあるのに・・・・お粥と味噌汁を飲み込むのが精いっぱい。くすん
後ろ髪ひかれながらレストランを出て、部屋に戻るエレベーターの中で嫌な予感がした。
部屋に戻るや否や、いきなり、逆流ショーのスタート。
うぇーうぇーと、むせぶだけの単独ライブを一時間。 つかれた
必死の自己介護で、なんとか昼までに立ち直れたけど、まいったなぁ、もう。
しばらく、ワインを飲んでなかったせいかな?
レギュラーなのにプレミアムにしちゃったからかな?
二酸化硫黄にやられたのかな?
「飲みすぎた」と素直に反省しないまま、胃薬のお世話になり、次なる目的地へ移動。
酒豪仲間とワインが待ち受けているあの町へ。
(つづく)