WWE Live JAPAN TOUR(2014.7.10@両国国技館)後編 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日の続き。

一昨日(7/10)行なわれた「WWE」の来日公演初日の模様の後半戦。
休憩明けとなる、この日の第5試合は、本日唯一のディーヴァ戦。
対するは、ペイジvsアリシア・フォックス。
前スレッドで記したように、入場客に「プロレス対決」が見たいか?それとも「ダンス対決(!)」が見たいかを投票させて、この日の試合内容を決めるというもの。
ここ日本ではやはり「プロレス」が観たい人が多数で、純粋なプロレス試合に決定。
もう、アリシア・フォックスの一方的猛攻が続く中、わずか4分01秒でペイジが出来すぎな起死回生のギブアップ奪取で勝利。
ディーヴァ戦
女子の試合は、まさにテレビで観る“It's WWE”といった試合のような内容。

そして、セミファイナルとなる第6試合。
セザーロvsロブ・ヴァン・ダムなのだが、私が今回久しぶりにWWEへ足を運ぶ決断となった大きな理由は、セザーロにマネージャーとしてポール・ヘイマンが帯同することを知ったからだ!
サブキャラに惹かれてしまう癖がある私は、WWEには多くの名サブキャラがいるが、そのサブキャラで長きに渡り現在でも最も安定した人気(不人気?)を持つのが、このポール・ヘイマン。
セザーロ入場の段階になって、ポール・ヘイマンの声が響く!
ワオッ!出てくるかと思ったら、花道の奥に立ち止まって喋ってるよう。
入場用花道は私の席から見えない位置にあって、ポールの声だけが聞こえる。
あー、悔しい!
どうやら、これまで育てたスーパースターの名を上げていかに自分が優れた人間であるか、またその自分がセザーロを連れて日本へ来たのだ、というような事をのたまっているようだ。
ポール・ヘイマンは、元々ECWというハードコア系のプロレス団体のオーナーを務め、一時期は、WWE(当時WWF)、WWC、ECWの3団体がアメリカでの三大プロレス団体として君臨していた。
結局、WWEにWWCもECWも統合されてしまうのだが、ポール・ヘイマンはその後も、腹黒く、大口を叩き、いかに自分が優れているかを自慢する、まさにアメリカのビジネスマンの突出したキャラクターで、時にマネージャーながらレスラーを翻弄し、時に相手のレスラーにボコボコにされ言い訳を発し逃げ惑うという、何とも言えないステキな(?)キャラクターなのだ。
なので、もうこの試合は、リングの2選手より場外でウロウロしながらセコンドも務めるポール・ヘイマンばかり見てしまった。(笑)
セザーロwithポール・ヘイマン
セザーロwithP.ヘイマンvsRVD
ポール・ヘイマン
試合は、13分、ロブ・ヴァン・ダムが必殺技“ファイブスターフロッグスプラッシュ”を見舞いフォールを奪う。

そしてメインイベントの時が来た!
お気に入りのワイアット・ファミリー家長のブレイ・ワイアットと、WWEのトップスター、ジョン・シナの一戦。
やはり場内が真っ暗となり、ブレイ・ワイアットがお約束のランプを持ち、すでに試合を終えたハーパー、ローワンを引きつれ登場!
ワイアット・ファミリー1
ワイアット・ファミリー2
不気味でカルトな世界観はテレビで観た通り。
この不気味な家長のブレイ・ワイアット、実はかつてのレスラー、マイケル・ウォールストリート(マイケル・ロトンド)の息子だったんですね。
父親はシュッとしたイケメン系レスラーだったんですが…。
(また、最近WWEでよく見るようになった、変に前向きで啓蒙を促すキャラのボー・ダラスは実弟。)
そして、WWEのトップスター、ジョン・シナが登場!
身につけているキャップやらTシャツやらリストバンドやらを客席に投げ込み場内はヒートアップ。
さすがです。
シナの名がコールされるや、ワイアットが不意打ちのアッパーカットを見舞ったところでゴングが鳴る。
シナが仕掛ける技を返すと、日本を意識してお辞儀をしてみせるワイアット。
場内はブーイングの嵐。
その後、セコンドにいたワイアット・ファミリーのハーパー、ローワンも手を出し、3対1の様相に。
これにレフェリーが、セコンドのハーパー&ローワンに対し、控え室へ戻れ!と要請。
するとあっさりお二人は花道を戻っていく。(苦笑)
リング上では、ワイアットとシナの攻防が続く。
そんな中、ワイアットお得意のコーナーでのお約束!何とも言えないえびぞりポーズが出た!!
ワイアットvsシナ1
B.ワイアット
これに何の意味があるのか解らないが、ありがたく拝見させていただきました。(笑)
この直後、場外に出てイスを持ち込んだワイアット。
しかし、しっかりとレフェリーに見られ、イスを取り上げられる。
シナの反撃が始まるも、カウント2で返すワイアット。
ワイアットvsシナ2
その後も続く激しい攻防の中、ワイアットがシナをレフェリーへと突き飛ばすとレフェリーが場外転落でダウン。
シナがSTOを決め、ワイアットがタップするもレフェリーは不在。
ここへ大人しく帰っていったと思ったハーバーとローワンが乱入してシナを襲う!
ローワンがシナを羽交い締めにしたところへ、ワイアットが先ほどのイスを再び手にし殴りかかるも、シナがかわして誤爆。
かわした勢いでハーパーを倒すシナ。
ワイアット・ファミリーvsシナ1
ワイアット・ファミリーvsシナ2
この好機にシナがアティテュード・ジャストメントからの片エビ固めで3カウントを奪い勝利!

久しぶりのWWE生観戦は、思ってた以上に楽しめました!
本日7月12日は、場所を大阪へ移し、舞州アリーナにて日本最終公演が行なわれます。