それぞれのモノサシ | 工事測量に燃える男、測量の虎(自称)

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次世代の測量業界に大きな夢と希望を抱き、測量の虎となるべく修行中!

建設工事測量の技術を軸に施工管理支援、CAD支援業務で活動中です。
同業者や関係者の方と色々情報交換できればとの期待も持っています。
未来を測るのは俺達だぁ!

今日もパッとしない天気。


しかも台風が近づいているとか。


台風が過ぎたら一気に梅雨明けかな??どうだろ?



そんなこんなで、また測量とは関係ない話です。


私の部下に個人的に仕事はできるのだけど、部下を動かす事が微妙に苦手な奴がいます。


実はこのようなタイプ、うちの職場には結構多いのですが、他の職場でも多いのかな??


彼の話では、


「普通はこう考えるもんじゃないですか?」とか


「ちゃんと解るまで確認してこないんですよ!」とか


「教えても出来ないのはヤル気がないとしか思えないっすよ!」など


ま、彼の言う事は共感できる事も多く、彼自身人一倍頑張って力をつけているという事もあるので、気持ちは解かるんですよね。私も。


そうは言っても人の考え方や感じ方はそれぞれ違うもので、同じ人間でもその時々によって変わったりするものですからねぇ。


彼の心のモノサシと他の人のモノサシは違って当たり前。


同じ大きさの物を測ったって全然違う結果になると思うんですよ。


同じ説明をしても、不明点や疑問点は人それぞれなんで、そのモノサシを推察しつつ仕事するべきなんでしょうねぇ。


そんな私も出来ていないかもしれませんが・・・・・・



ところで、測量では三角スケールってモノサシのようなものを使う時があります。


三角柱の各面両側に縮尺ごとの目盛がついており、それに対応する縮尺の図面であれば、三角スケールで距離が読めるというスグレモノです。(これをスケールアップと言ったりします)


今はCADが主流なので、活躍の場は減ってきましたが、現場ではたまぁに役に立ちます。


三角スケールでは6通りの縮尺しか測れませんが、この世の中を楽しく生活していくには色々な心の縮尺を読めなければいけないのかもしれませんね。


で、そうしていくうちに自分の縮尺が解らなくなったりするのかなぁ・・・・・・


そう考えると俺の縮尺って1/何だろ??


「1/1」 でありたんですけど。