冬の香り
今朝は久方振りに午前6時のご出勤になったのだが、
信号待ちでいると、どこからかラーメン・スープの仕込みの香りが漂って来ていた。
「匂い」ではなく「香り」なのだ。
こんな早朝から、1日の仕事の準備がされている。
どこのお店かは分からなかったのだが、
いずれ一度は寄ってみたいお店ではある。
そう言えば、数年前のことになるのだが、
仕事場の近場にある和菓子のお店でも、
早朝の6時前には、
餅米を蒸し上げる香りが漂うところがあった。
今では廃業されていて、
再びその香りを経験することがなくなったのだが、
街には街の商売の営みがあって、
京の街の一日が始まるのだった。