鳥人間コンテスト:YTV:9/2
毎年定番で視聴している番組なのだが、
昔は、真夏の暑い最中での番組だったから、琵琶湖の清涼感がひときわ美しいものだった。
近年は9月に入ってからの放映になったから、
エアコンを止めて窓を開け、
虫の音に包まれての、過ぎ去った夏を慈しむ番組になっている。
現在の人力飛行機というものは、完成度が極度に高くなって、
操者の体力勝負みたいなことになってしまっているから、
湖面上を滑空する飛行機というドラマ性が薄くなってきているような気がしている。
もっとも、ある種「プロジェクトX」のような人間ドラマが成り立っているから、
「若いもんは無茶しよる」といった人間臭さもあるから、
メイキングも丹念にルポすれば、「一夏の燃焼ドラマ」がスピンオフするだろうから、
独立したドラマも創れそうに思うのだ。
いつまでも続く番組であって欲しいと期待している。
関西ローカルなんかどうか、全国放送されて然るべきと思うのだが、
どうなっているのだろう。