【長崎旅行】2日目 その5~長崎原爆資料館 | 明日を夢みて

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 長崎に原爆が投下されてから、73年が経ちました。

 昨年の長崎旅行では、原爆資料館も訪問しました。

 

 

 

 地下へ降りていくと、展示室があります。時間の針を1945年まで巻き戻すという意図があるようです。

 一番最初に、「長崎を最後の被爆地に」とのパネルがあり、メッセージ性を感じます。

 

 

 原爆が投下された11時2分で止まってしまった時計。

 

 

 廃墟と化した浦上天主堂は取り壊されてしまったため、側壁が再現されています。

 ただし、薄暗いし、インパクトは弱い。

 

 

 長崎に投下された原爆(ファットマン)の模型です。

 

 

 広島にもありましたが、黒焦げのお弁当です。

 

 

 手の骨とガラスが一体化しています。

 

 

 鉄かぶとに、頭蓋骨が付着しています。

 

 

 こんなに大きなガラス片が、体内に入り込んでいたのです。

 

 

 広島の資料館には、ボロボロの衣服などが展示されているものの、どこか間接的な感じがあります。

 しかし、長崎では、こういった直接的な展示もあり、死体写真のパネルもありました。

 

 あくまでも個人的な印象ですが、広島よりは長崎の方が、「死」を感じさせる展示になっている印象を受けます。

 また、上記のように、入ってすぐ「長崎を最後の被爆地に」とのパネルがあり、核廃絶の意志を感じさせます。

 

 広島は「広島平和記念資料館」、長崎は「長崎原爆資料館」と名称が異なっているところにも、何らかの意図があるのでしょうか。

 

 よく、「怒りの広島、祈りの長崎」と言われ、長崎は広島に比べて、原爆に対する告発が足りないというニュアンスを指摘されることがあります。

 しかし、両県の原爆に関する博物館を比較した限りは、広島よりも長崎の方が、直接的で、メッセージ性を感じます。

 ただし、広島旅行の際は資料館がリニューアル中だったため、全館リニューアルが完了した後、再度訪問し、改めて比較してみたいと思っています。

 

 

 原爆により、肥大化した脾臓です。

 このように視覚化されると、原爆がいかに人体へダメージを与えるかということが伝わってきます。

 

 館内では、被爆体験などの映像が視聴できるようになっていますが、その中に、「原爆投下は正しかった」と主張する外国人(たしかアメリカ人)のインタビュー映像もありました。

 最後に、「このような意見もあります」といったメッセージは表示されましたが、原爆資料館で、このような考え方をあえて紹介しているとは、驚きました。

 

 

 お昼ご飯は、資料館でエビピラフをいただきました。