2045年には人工知能が
人間の知能を超えるといわれています。
シンギュラリティ (技術的特異点)ともいいますが
そうなると人工知能が
人間を支配するのではと懸念されています。
ただ人工知能は
感情をともなう知性ではありません。
感情をふくめた情動が
独自の行動を起こします。
人工「知能」のままでは
命令者なしに
行動しようというモチベーション=動機がおきないのです。
ですので、こうした懸念は的外れでしょう。
本当の懸念は
だれでも手軽に
こうした高性能な人工知能を使えるようになること。
悪用しようとすれば、かぎりなくコストゼロで
殺戮の道具にもなるのが人工知能の怖ろしいところでしょう。
いまはコストが高く
限られた人たちしか使えなくとも
将来、子どもでも手軽に手に入るモノになったときが
いちばん危ういですね。
というわけで、本質的な議論をするならば
2045年の、人工知能が
人間の知能を超えるときまでに
人工知能を使う、人間側が
知性を高め悪用しようをする
人間を減らし、なくしていく。
そのような精神の成長が欠かせないのです。
そのためのロードマップを
世界規模で作らざるえないのが
現在の状況なのです。
2045年までに。。。
わたしたちに残された時間はそれほど多くありません。
このときまでに
地上に住むすべての人の精神性を引き上げること。
これが人類が人工知能に支配されない
最大かつ真の抑止力となります。